OLYMPIA 2013 ⑫MR.OLYMPIA フィル・ヒース完全優勝

帝王フィル、3連覇達成の瞬間の動画。

おめでとう！フィル！！

ミスター・オリンピアでは、今年の3月に亡くなられたボディビルの偉大な父、ジョー・ウイダー氏を追悼して、各選手がフリーポーズをする前に彼との思い出を語ったビデオが流され、そして本人（ビルダー）が登場してポージング、という演出だった。

そして妻のベティ・ブロスマー Betty Brosmer さんがスピーチをし、フランク・コロンボがゲストとして来ていた。

ウイダーさん、亡くなったんですよね......
ちょっぴりほろっときちゃいました。

さて話を戻してコンテスト！

狂乱のポーズダウンが終わり、いよいよ発表だ。

6位から順番に発表されていく。

6位、ジェイ・カトラー JAY CUTLER。
客席からため息が漏れたが、順当だ。本人も納得してる様子。

5位、デキスター・ジャクソン DEXTER JACKSON。
去年より一つ順位を落としてしまった。

4位、ショーン・ローデン SHAWN RHODEN。
彼も同じ。

3位、デニス・ウルフ DENNIS WOLF。
去年の6位から大躍進！！おめでとう！

そして2013年度のオリンピアは？？？！！！
司会のボブ・チチェリオが引っ張る引っ張る！
次に名前を呼ばれた人が今年度のオリンピアです！！

そして！！ジャ～～～ン！！！

フィル・ヒース PHIL HEATH、見事に3連覇達成です！！！＼(^o^)／＼(^o^)／

2013年のオリンピアンが勢ぞろい！

カイ・グリーン KAI GREENE は2位でした。

発表ではかなりの接戦、と言っていたが、スコアカードを見ると、プレジャッジ、ファイナルとも
フィルが全員の1位票を獲得し、完全優勝を成し遂げた。

うう～～～ん、さーすが帝王と言われるだけの事はある。......
フィル時代、まだまだ続きそうです。

To be continued.......

☆2013 オリンピアの結果はこちら→2013 OLYMPIA RESULT
☆OLYMPIA 2013その他のエピソード☆①速報☆PHILL HEATH 3連覇！ 、フィル・ヒースへの長い道、③エキスポ、④212 SHOWDOWN、⑤ウイメンズ・フィジーク、⑥フィットネス、⑦ビキニ、⑧フィギュア、⑨MS.OLYMPIA、⑩MR.OLYMPIAプレジャッジ、⑪MR.OLYMPIAファイナル～ポーズダウン、⑫MR.OLYMPIAフィル・ヒース完全優勝、⑬MR.OLYMPIAインタビューとガーラ、⑭おまけ....ジムの様子

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OLYMPIA 2013 ⑪MR.OLYMPIA ファイナル～ポーズダウン！！

客席に乱入！！エキサイティングなポーズダウンの動画。

トップ3．左からデニス、フィル、カイ

世界一の筋肉の祭典、ミスター・オリンピア、トップ6が出そろった。

フィル・ヒース PHIL HEATH、ジェイ・カトラー JAY CUTLER、デキスター・ジャクソン DEXTER JACKSON のオリンピアン3人と、カイ・グリーン KAI GREENE、デニス・ウルフ DENNIS WOLF、ショーン・ローデン SHAWN RHODEN の6人だ。順当な感じ。

ショーンはいい身体してるんだけど、鼻の下が長いのが非常に気になる。
デニスが結構いいセンいってる。
カイは相変わらずのモンスター。

それにしてもフィルは、元気一杯。この中では一番若いからか？
彼はステージを心から楽しんでる様子で、オリンピアで他の選手と競うのが嬉しくてしょうがない、と言った感じがビシビシ伝わってくる。

そして、いよいよポーズダウンが始まった！
フィルってば結構ヤンチャ。
他の選手をあおり、『やろうぜやろうぜ！！』とばかりにポーズを仕掛ける。応戦する選手達。

すると今度は『みんなこっち来いよ、客席に降りちゃおうぜ！！』とリーダーシップを発揮し、率先して

舞台から降りてしまった。
さすがチームスポーツ（バスケ）出身である。
仲間を盛り上げるのが上手い。

観客は総立ち！

でっかい人達に囲まれてしまい、何にも見えない～～～(:_;)

ロングドレスにハイヒールだったのだが、構うもんか！椅子の上に立って撮影を続ける。

（イスは折り畳み式なので、重心が背もたれの方に行かない様、気を付けないととても危なかった。）

すぐそばに選手達がいたのだが、頭しか見えない。

あちこちで興奮した歓声が上がり、フラッシュの嵐だ。
必死でカメラを向ける私。

この熱狂度、ビデオから伝わってくると思います。
ホントに凄かったんです。

もみくちゃになりながら、熱狂のまま選手たちは舞台に戻り、ポーズダウンはやっと終わった。

To be continued.......



☆2013 オリンピアの結果はこちら→2013 OLYMPIA RESULT
☆OLYMPIA 2013その他のエピソード☆①速報☆PHILL HEATH 3連覇！ 、フィル・ヒースへの長い道、③エキスポ、④212 SHOWDOWN、⑤ウイメンズ・フィジーク、⑥フィットネス、⑦ビキニ、⑧フィギュア、⑨MS.OLYMPIA、⑩MR.OLYMPIAプレジャッジ、⑪MR.OLYMPIAファイナル～ポーズダウン、⑫MR.OLYMPIAフィル・ヒース完全優勝、⑬MR.OLYMPIAインタビューとガーラ、⑭おまけ....ジムの様子

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OLYMPIA 2013 ⑩MR.OLYMPIA プレジャッジ



カイ・グリーン

さてメインイベント、ミスター・オリンピア MR.OLYMPIA だ！

帝王フィルの3連覇なるか？
ジェイ・カトラーの返り咲きなるか？
それともエイリアン・カイ・グリーン KAI GREENE が悲願の初優勝を達成するか？

フィル・ヒース PHIL HEATH、ジェイ・カトラー JAY CUTLER、デキスター・ジャクソン DEXTER JACKSON 、3人の歴代の MR.O が同じステージに並ぶという激戦だ。

プレジャッジを見ると、残念ながらジェイ・カト


こんな事やっちゃうカイ。首大丈夫？？

ラーはアウト。




バルクはあるけどパンパンで、カットもストリエーションもない。
元オリンピアン、というネームバリューをおまけして、いいとこ6位だろう。

カイ・グリーンは、昆虫が羽を広げる時みたいな背中が凄い。パカッと割れて飛んでいきそうだ。
でも少々甘いか？皮膚が分厚い。
彼はあの体でブレイクダンスなんかやっちゃうもんだから、人気が凄い。
声援は一番多かった。
地味目（真面目）のビルダーが多い中で、彼はムードメーカーだ。

そして、帝王フィル・ヒース。

プレジャッジ。左からジェイ、カイ、フィル

帝王の名にふさわしく、隙の無い体だ。欠点が見当たらない。
欠点がない、というと全てが平均化していて特徴がなくてつまんない、と言う印象を持つかもしれないが、それは違う。

ボディビルと他のスポーツの決定的な違いはここにある。
例えば空手の組手なら、蹴りは不得意だけど逆突なら誰にも負けない、と言う様な、何か一つ傑出した技があれば勝てる。

でもボディビルは、どこか一つずば抜けたパーツがあってはだめなのだ。
あくまで身体全体のバランスが重要で、上腕

プレジャッジ。左からジェイ、カイ、フィル

二頭筋が大きいが故に他が貧弱に見えてしまっては元も子もない。

ついでに言えば『筋量があるかどうか』を判断するのは見た目の問題であって、ボディビルは見た目で評価される。サイズを測って競う訳ではないので、関節など細い方がいい部分は細いままで、そしてあらゆる筋肉を肥大化すると、大きく広がりのある体に見える訳ですな。

空手の形で言えば、ゆっくり動くべき動作をゆーーーーーっくりやると、素早く動くべき動作をまあまあの速さでやっても、早く見える........とまあ、こういうトリックな訳です、と思うんだけど、そんなに単純ぢゃないっす、はい。

プレジャッジ

ボディビルは言うのは簡単だけど、やるのは非常～～～に難しいです！！
コンテストに出た事のある人なら分かりますね～？

フィルの身体、特に背中が見事に左右対称なのが何だか人間離れしている。
アニメオタクがあらゆるデータをインプットして緻密に計算をし、人間の完璧な体を数値ではじき出し、そのデータに忠実に基づいてフィギュアを作った様な体、と言うと褒め過ぎだろうか？

でも彼はフィギュアではない。

ジェイ・カトラー

血の通った人間で、彼の人間味あふれるキャラクター加味される訳だから、とても魅力的だ。

彼はデンバー大学でバスケの選手だった。その後ボディビルに転向したのだが、たったの10年足らずで頂点を極めてしまうなんて信じられない。

そしてまだ33歳、若い！
まだまだ可能性を秘めたフィルの身体。
これからどんな進化を遂げるのだろう？末恐ろしい THE GIFT だッ！！！

To be continued.......

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OLYMPIA 2013 ⑨MS.OLYMPIA


ミズ・オリンピア、ポーズダウンの動画。

左端アイリス、中央アリーナ。

ミズ・オリンピア。

アイリス・カイル IRIS KYLE のオリンピア9勝目なるか？

アーノルドも、リー・ヘイニーも、レンダ・マーレーも、誰も達成した事のないオリンピア9勝目。
彼女は前人未到の偉大な記録を打ち立てるか？に注目が集まった。

MS.Oのプレジャッジとファイナルは、金曜日に行われた。

1990年代初頭は、MS.O単独でコンテストを行い、かなりの観客数を動員していたのでこの扱いは

左アリーナ、右アイリス

ちょっと寂しいが、存続の危機もあった事を考えると、復帰に向かってると思いたい。

1991年のロサンゼルスで開催されたMS.Oを見に行った事がある。

レンダ・マーレー Lenda Murray の衝撃的な体、べブ・フランシス Bev Francis の男性的な体、アニア・シュライナー Anja Schreiner の蝶が舞う様な優雅なポージング、ダイアナ・デニス Diana Dennis の幻想的なポージングがとても印象的だった。

リサ・ロリオ Lisa Lorio、なんて今で言えばフィギュア級の筋量の持ち主の選手も出てて、ポー

アリーナは顔がかわいかった。

ジングはロックに合わせてダンスしてたっけ。




その他には、圧倒的なスター、コリー・エバーソンCory Everson 、オランダ人とインドネシア人のハーフ、ジュリエット・バーグマン Juliette Bergmann、TV番組のグラディエーターで人気者だった、『どすこい』トニア・ナイト Tonya Knight （何故どすこいなのか？彼女がゲストポーズで日本に訪れた時のコンディションが余りにもひどく、まるで相撲取りの様だったため。あんときゃ温厚な私たちも不満爆発！ブーイングの嵐、でした。）等々.........

あの頃はスター選手もたくさんいてとても華やかで、タイプもバラエティに富んでいて、それ

アイリス９勝目。あめでとう！

ぞれの選手にファンもたくさんついていた。

でも女性なのに筋肉が付きすぎ！とか言われちゃって、じゃ～、どうすりゃいいのさ？と方向性が失われて行ってしまう事になる。

あれから十数年。
久しぶりに見たMS.Oは、マッチョな昔に戻っていた。
今はフィギュアもフィジークもあるから、MS.Oは思いっきり『ボディビル』していいよ！！とお許しが出たかの様だ。

お尻にまでストリエーションがバリバリに入ってる選手もいた。男でもあそこまで絞るのは困難。

素晴らしいバックショット

すんごいっす。
観客も暖かい声援をたくさん送り、なかなかどうして、女子ボディビルの人気、健在です！！

勝負は女王アイリスと、地元デンバー在住のスイス人、アリーナ ALINA POPA の一騎打ちだ！
アイリスの優勝は堅いかもしれないが、ここは一発ポパちゃんに踏ん張ってもらって、新オリンピア誕生になることを切に祈った。

アイリスの体はもちろん勝つに相応しいけど、少々艶がなく疲れている様だ。
それに比べポパちゃんは、アウトラインもいいし脚のキレはアイリスより勝っているように見え、何よりまだまだ伸びる可能性を感じさせる

トップ６

体だ。
それに、顔がコワイ女子ビルダーの中で、彼女はとても可愛かったのだ。

結果は願いもむなしく玉砕.........
アイリス前人未到の9勝目を挙げた。

凄い事です。

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OLYMPIA 2013 ⑧フィギュア

フィギュアのトップ6のディーバ達

オリンピアウィメンズで、今や一番人気のフィギュア FIGURE 部門。

決勝は土曜日の夜、ミスター・オリンピアと同時進行、という破格の扱い。

フィギュアから始まり、一つの審査のカテゴリーが終わるとMR.OLYMPIAの審査が入り、そしてまたフィギュアの審査に戻る、と言う進行具合だ。

選手はその間休めるし、観客にとっては休憩なしでどんどん見れるので、いいアイデアだ。

ディーバ達がずらっと並ぶ。

左側エリン、中央ニコウィル

見どころは、エリン・スターン ERIN STERN  とニコウィルちゃん（ニコール・ウィルキンス NICOLE WILKINS）の一騎打ちだ。

金髪って少ない。ブルネット、黒髪が圧倒的に多い。

“フィギュア”の条件を満たしつつ、体をインプルーブしていくのはとても難しいと思う。

ビキニの時も思ったが、フィギュアのディーバ達も写真で見るととても逞しいが、実際に見るととても細い。

筋肉は普通の女性に比べれば十二分についてるし、カットも深いので『細い』と言う表現は

正しくないかも知れないが、関節がとても細いので、華奢に見える。

腹筋の6パックはばっちり見えるけど腰が細いので、結果、背中が広がって見える。

第1条件であるS字カーブも見事だ。
そして、膝の関節の細い事！！！
カーフなんか折れちゃいそうな程細い！

みな素晴らしい体だが、とにかくとっても細い。

その中で、ニコウィルちゃんの下半身だけが（ヒ

ニコウィル（右）の下半身がむちっとしている

ップからハムストリングにかけて）むちっとしていて、それがかえってとても好ましく見えた。

何がどう違う、とはうまく言えないが、一目見てニコウィルちゃんの優勝は間違いない、と確信した。
そして見事リベンジを果たし、再びフィギュアの女王に返り咲いた。

熱い女の闘い、エリンが名前を呼ばれて比較審査を受けている時、舞台のそでで立っていたニコウィルちゃんが凄い目で彼女を睨みつけていた。

『あれ？目が悪いのかな？』とも思ったが、目から炎が出るくらい、ライバル心むき出し！！

こっわ～～～。

でもま、それだけこのコンテストに賭けてた、って事で、勝つためには負けん気は必要ですが、あんまり顔には出さない方がいいと思う。

エリンはコンテスト後のパーティで見かけたが、とても上品で優しそうでした。

スコアカードを見るとたったの1点差！
激戦でした。

To be continued.......







おめでとう、ニコウィルちゃん！

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OLYMPIA 2013 ⑦ ビキニ

お尻ショット。みんなカッコイイ！！

さてお次はビキニ BIKINI OLYMPIA 。

出場者がうなぎ登り、人気があるのはいい事だ。

顔ちいさーーい、脚なっがーーーい！！腰ほっそーーーい！！胸でっかーーーい！！

写真で見ると結構逞しい脚をしてるけど、実際に見ると膝の関節が細く、カーフが棒みたいに細い。折れちゃうんじゃない？？って心配になる程膝から下が細い。

それに、舞台で見ると背が高く見えるけど、実際はびっくりする程小柄で華奢。

いかに顔が小さいか、という事ですな。

優勝はアシュリー・カルトワッサー

ビキニ・オリンピアも競技として落ち着いてきた様で、選手たちは『健康的なお色気』を前面に出し、フツーの水着モデルとどこが違うのか、またはフィギュアとは何が違うのかをはっきりさせて来た様に感じました。

そして、真剣ながらもその真剣さをあまり表に出さず、あくまで明るく楽しく、みんなきゃぴきゃぴと女のコの雰囲気を前面に出していたので、ボディビルやフィットネスなどの息の詰まる様な緊張感をなごませ、いい意味での息抜きになり、素直に楽しめました。

選手間のライバル意識ももちろん半端なくあるでしょうけど、笑顔の後ろに完全に隠してしまえるのは大したもんだと思いました。

トップ6

........後述しますが、フィジークのニコウィルちゃんが、エリンを凄い目で睨んでいたのを見ちゃったので、怖かったデス。

ポーズを取り終えた時、投げキッスをしながら片足をピョンと後ろに曲げる動作、とっても可愛かった。その気になって自分もやってみましたが、タイミングや体と足の角度が難しいですね。練習が必要です.......

ええ～～っと、辛口の感想を少し。

みんな、体は素晴らしいんだけど、顔の綺麗な人って意外といないもんだな、と思いました。

それと、あの胸はやりすぎ、デカすぎ。ちょっと時代遅れでは？

みんなで楽しくポーズダウン♡

あとですね、背中に水着の紐の後（そこだけ日焼けしないで白くなってる）があった選手が何人かいました。あれは興醒めです。性格もガサツなのでは？と思ってしまいます。全身くまなく気を使って欲しいもんです。

ビキニを見たのは初めてだったんですが、あまり差は無い様で、正直なところ、別に誰が勝ってもいいんじゃない？と思いました。

でも、ショーは楽しかったですよ！是非また見たいです！！

To be continued.......

  

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