今年のオザワカップでエントリーしたのは、18-34歳女子黒帯形、46歳以上女子黒帯の形と組手だ。
2013年に出場した時はこれに加えて35-45歳女子黒帯形も出場し、46歳以上と35-45歳が同時進行となってしまいとても焦ったので、今年はそれを避けるために35-45歳は出ない事にしたのだ。
この時のタイムスケジュールで行けば、18-34歳は午前中、46歳以上は午後となり問題ないはずだった。
しかしトーナメント数日前にタイムスケジュールが発表され、18歳以上の黒帯女子形は全て開会式直後に始まるので、控室に戻らず指定されたリングにそのまま行くように、との指示が
送られてきた。
18-34歳はリング6、35-45歳と46歳以上はリング7と指定された。
はて.........何だかイヤな予感........まあでも、リングは隣り同士なので大丈夫だろう。それに1時頃には全て終わるだろうからそれって楽かも。なるべく良い方向に考える事にしてベガス入りした。
登録を済ませ早速練習。
床はカーペット。滑りやすい。角度によって又はテープに足がかかると思わずずるっとくる。
形をやる時に後屈立の前足がここに来ない様、騎馬立の片足がテープにかからない様、始めの位置を微調整した。まあでもべたべたした床よりずっとましだし、そんなに大した事ではない。
さて試合当日。
道場旗や国旗を持って入場するグループ、お揃いのジャージを着た集団、凄い活気である。出場者は800人を超え、参加国は20ヵ国。さすがベガスである。
私は一番最後に入場した。
開会式は滞りなく進んだのだが、長い。冷房ですっかり冷えて来てしまった。試合前に稽古する時間はないだろうから開会式をそっと抜け出し(だから一番後ろに隠れてたんですよー)会場の隅でウォームアップを始めた。
そこには他の選手達もいて、ウォームアップに余念がない様子。考える事は皆同じ。申し訳ないけど、ナントカアワードの拍手より試合が優先。
開会式が終わったので、指定されたリングに行く。進行係らしき人に2つ掛け持ちしている事を伝えておく。だからってどうなるもんでもないんだけど、まあ一応。
選手表を見ると、46歳以上が40人近くいる。これって凄くない?すごいよ!
私は30番目くらいだった。名前を呼ばれたので返事をして『私ここにいます』アピールをしたのですぐ隣のリングに行き、18-34歳の名前待ち。こちらは55人位。これまたすごい人数だ。一昨年よりずっと多くなってるじゃん。
サンフランシスコで優勝したイズミちゃん、デンバーのツツイ先生の愛娘のアケミちゃんがいる
。うは~、強豪揃いだ。私は最後から2番目の演武だ。
OK、まあ、同時に呼ばれることはないと思うけど......
待ち時間は長かった。待ってる間立ってウォームアップする事は許されず、どこかに行く事も出来なかった。座って柔軟してる時、忙しく走り回るカメラマンやコーチたちに踏まれない様気を使った。なんせ彼らは靴を履いているので、足の指を踏まれた日にゃー、一巻の終わりですだ。
選手達の得点を出来るだけチェックし、次誰が呼ばれるかに神経を使った。
オザワカップの形のルールは、得意形のみをやり、最高点と最低点を引いた合計点で勝ち負けが決まる。
その得点なのだが、アベレージの点数をあらかじめ決めておいて、良ければ加算するし悪ければ減点する。審判は終わったら得点札を8.0に戻していたからアベレージは8.0だったんだろう。しかしながら同じ演武者に対して8.3と7.3が上がるなんて考えられない。普通、0.3以上の誤差はないんだけど。
それでも誰の目に見ても上手い、と写る選手には全員高い点数をつけていたから、その辺は問題ないと言うか何というか、良く分からんなーーー(・・?
To be continues......
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☆オザワカップ2015、その他のエピソード(^^♪
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#2.ババくさいのはいや!、
#3.20か国800人以上の参加者、
#4.しっかりと優勝を決める!、
#5.重戦車のオバちゃんと組手!、
世界王者、アントニオ・ディアス選手