SALT THE BISTRO

ボールダーの新しいトレンディスポット、その名もソルトSALT THE BISTRO。

えっ？ソルト...塩レストラン？？？
ユニークなボールダーが、またヘンな事をおっぱじめた？？？
これは、行かねばなるまい('_')

パールストリート沿いにあるこのレストラン、トムズタバーンTom's Tavernという老舗のバーガー屋さんだった。
惜しまれながらも閉店してしまった後、しばらくの間空き家だった。

そして、レトロな雰囲気そのままで、ボールダーっ子が大好きな、オーガニックで素材にこだわる、お洒落なレストランへと変身した。
ローカルの契約農家から取りよせた、新鮮な野菜やお肉を、料理してサーブするのです。

この日選んだのは、ラム肉（写真１）、春野菜の盛り合わせ（写真2）、そしてデザートにダークチョコレート・カラメル・ソルトタルト（写真3）

出てきた料理を一口食べて、驚いた。

すごく、薄味なのだ。特に塩味が。

これは、アメリカのレストランとしては、ありえないくらい珍しい事なのだ！
常日頃、外食のしょっぱい料理に辟易してる自分としては、とってもうれしい。
そして、サイドに、ピンクと白の、塩2種類がついてきた。

あ～、これが“SALT－塩”たる所以なんだ～。
舐めてみると、あまりしょっぱくない。


ケミカルな感じがぜんぜんせず、カラダを浄化してくれそうな気さえする。
これを料理に少しつけて、または合間に塩を舐めながら、パンチを効かせながら食しました。

デザートに食べたダークチョコレート・カラメル・ソルトタルトは、一見濃いチョコタルトだが、食べてみると何だかしょっぱ甘い。そうです。名前の通り、タルトの上に塩がついており、これが甘さを強調してるんですな。あんこに塩を入れるのと同じ論理でしょうか。

「う～～ん、やられた！」という気分になったレストランです！
今んとこ、ボールダーでイチオシでっす(^^)v


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お犬様 in Boulder その③アニマルコントロール

少し落ち着いてくると、何だか無性に腹が立ってきた。
ボールダーでは愛犬家が多く、それはいいことなのだが、放し飼いで散歩させてる人がとても多いのだ。
もちろん、『綱なしOK』の場所も多くある。が、『綱なし不可』の場所でも放し飼いにしてる人がとーーっても多い。ウンチ取らない人もいるし。
で、その犬たちと、飼い主がきちんとトレーニングされてるかどうかは、大いに疑問だ。

今回のように咬まれたのは初めてだが、飛び掛ってこられたり、全速力で走りよってこられたのは数え切れないほどある。

これは、いい気持ちではない。断じて。前々からイヤだなーーと思っていたのだ！！
飼い主にしてみれば、可愛いウチのボーヤは大丈夫、とでも思ってるんだろうが、こっちは他人。犬にとっても“外部の人＝敵”なのだ。

実際、飼い犬にかみ殺される人もいるわけで、飼い主はもっと責任を持って欲しい、というか、大人になって欲しい。
「ウチの犬がちょっとかすり傷を負わせただけなのに、訴えられてお金払った」というケースも知っている。


この話を聞いたときは、飼い主に同情した（彼女はとても責任感のある人、というのは十分承知してたので）が、今では逆。きっとこの咬まれた人は、犬に対して腹に据えかねる事が多くあったんだと思う。

と言うわけで、公共の場所にクレームをつけることにした。
サイトを調べてみたら、"DOG BITE"はすぐ見つかった。
ボールダーカウンティの役所に、アニマルコントロールの部署があった。
「咬まれた被害者と、飼い主は12時間以内にリポートする事。これは法律です」とはっきり明示してあった。

おお、結構メジャーな事件なんスね。

電話を掛けて見ると、やはり放し飼いで散歩させてる事の苦情はかなり多いらしい。それに、放し飼いOKの場所でも、4匹は違反だと言っていた。

飼い主の家に警察官が出かけて行き、どの犬かを確認し、決められた注射をちゃんとしてるかとか、しつけはどうかなどを見て判断し、何らかのペナルティーが科せられるだろう、との事だった。

担当の女性は私の話を、とても良く聞いてくれた。
「自分自身もドッグオーナーで、きちんと責任を持って飼っているつもりです。放し飼いで散歩させたりは絶対しないし。でも、しつけもろくにできてない犬を、綱なしで、禁止区域を散歩させてる人が多いのも事実。こういう無責任な飼い主のために、責任感のある人たちも同じに見られてしまうのは、とても残念な事です。今回、犬に咬まれてしまった事、とても申し訳ないです。」と言っていた。

承知しています。飼い主みんなが無責任ではない、と言う事は。
これからは、自分の身は自分で守る。
出かけるときは“木刀を”忘れずに！


(;_;)お犬様 in Boulderその他のエピソードはこちら。その①犬に咬まれた、その②ンモォ～、その③アニマルコントロール


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お犬様 in Boulder その②ンモォ～～<`ヘ´>

そのす速さ、「さすが動物だ」と感心してしまった。
と同時に心配したのは、狂犬病。
この犬畜生、臭かったし！
冗談じゃない。やられたのは右足、一応まともな方の足だ。これでこっちもだめになったら、ヤロー、タダぢゃすまんぜよ！と半分恐怖の淵に立たされ、すっかり混乱してしまった。

びっこを曳きながら縁石まで行き、傷口を見る。
5センチ位の切り傷。傷より、ぶつかったところが痛い。
「だいじょうぶ？」とやっと駆け寄ってきた飼い主、それを見て「ああ、ただのかすり傷よ」とのたまった。

ブチッと切れる私。
「大丈夫かどうか、専門家に見てもらおうじゃない？救急車呼んだろか～？」と思った。

しかしここで何故か、日本人的な常識を取り戻してしまい、『この程度で痛い顔したら恥ずかしい』という考えが頭をよぎってしまった。だって空手の時、痛い顔するのはくやしいもんね～～。
でもこの場合相手が犬なんだから、素直に痛がっていいと思うんっすけど。まじ痛かったし。
それにもし、救急車や警察を呼んだら、その犬は速攻、保健所行きでしょう。「それもかわいそうかな」と色んな考えが交錯したのです。

混乱しながらも何とか冷静に装い、「今は大丈夫かもしれないけど、後でどうなるかわからないから」と言って、連絡先は交換したのです。
ああ～よかった聞いといて。「聞かなくていいや」とも思ったので。

だめだめ。冗談じゃないです。どんな場合でもきちんと聞くべき。
こっちが被害者だと思っていても、いつ何時それがひっくり返るかわからないのが今のご時世。特にアメリカではね！

しばらく心配そうに様子を伺っていた彼女に、「多分（ここ強調）大丈夫だから、何かあったら電話する」と言って別れた。

そして一人になったとたん力が抜けて、その場にへた～っと座り込んでしまったのです......

犬に向かってこられるのは怖い。
緊張が解けて、その恐怖感が一気に襲ってきて、涙がぽろぽろ流れてきた。(;_;)サングラスしていてよかった...
友人に電話をかけ「犬に咬まれた～～」と泣きじゃくりながらやっと言い、まずは消毒、と傷薬の場所を教えてもらい、すぐ帰ることにした。

しっかりと、自分の傷の写真は撮りましたけどね！

車に行くほんの数メートルの間でも、他の犬がこっちに走ってくるので、今度はかばんを振り回して追っ払った。
飼い主のおっちゃんが「おお怖、クレイジーウーマン」みたいな顔してこっち見たけど、ちょっとぉー、アンタの犬、ちゃんとしつけなさいよ！と睨み返す。

ンモォ～～(/・ω・)/

To be continued....


(;_;)お犬様 in Boulderその他のエピソードはこちら。その①犬に咬まれた、その②ンモォ～、その③アニマルコントロール


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お犬様 in Boulder その①犬に咬まれた(;_;)

先日何と、犬に咬まれてしまった！ぎえぇ～～(;_;)

犬を飼ったことはないけど、犬好きの私。咬まれる事なんかないと思ってたのになー。
場所は、ナイワットループNIWOT LOOPという、ローカルなトレイルの駐車場。
ボールダーには多くあるように、犬は放し飼いにしていいらしく、ほとんどの人が犬連れで、しかも綱をつけてなかった。

駐車場からトレイルに入るには、小川を渡らねばならず、そこには小さな橋がかかっていた。

女の人がひとりで4匹もの犬（中ー大型犬）を連れていて、放し飼いで川で遊ばせていた。
犬達はとてもはしゃいでいて、興奮してたのが遠めに見ても良くわかった。

その犬たちのそばを通り抜けるのはいやだったけれど、その橋を通る以外に道はないので、そっちに向かって歩き始めた。するとほぼ同時に、犬達がこっちを見、一目散に私に向かって走ってきた！

距離は30メートル位あった。

犬が走りよってくる間、何の武器も持たない丸腰の私は、ただじっと立ってるしかなかった。
先日、シャトーカトレイルChautauqua trailに行った時、友人に「木刀を持って行け」と言われたことが頭をよぎった。危ないのは、熊やマウンテンライオンだけではない。犬だってリッパな野獣なのだ！

飼い主は当然のことながら犬に追いつく事はできず、遠くの方から叫んでるだけ。
それでも普通だったら、犬は手前で止まって、こっちを見ながらワンワン吠えるだけ...のはずだった。
しかしこの時、4匹のうち1匹が、止まらないで突進してきた。
あっと思った瞬間には、痛みが足を走っていた。


To be continued....


(;_;)お犬様 in Boulderその他のエピソードはこちら。その①犬に咬まれた、その②ンモォ～、その③アニマルコントロール


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マリファナ天国、ボールダー....医療用です...

『マリファナ天国、ボールダー』何ともショッキングなこのタイトル、ボールダーの持つたくさんの肩書きの中のひとつである。

マリファナ、Marijuana、大麻の事である。
日本ではもちろん違法で、使用や所持が発覚するとエライ事になる。

アメリカでも違法なのだが、メディカルマリファナMedical Marijuana（医療大麻）、医療目的で使うマリファナなら、使用（売買）を合法化してる州が14州（2010年5月現在）ある。

その先駆けはカリフォルニア。
でも、そんなに大っぴらに『マリファナ買いませんか？』の類の広告は見たことがない。


しかし、ボールダー。
特に最近のボールダーウィークリーBOULDER WEEKLYを見ると、アウトドア関係の広告はすっかり影を潜め、メディカルマリファナ関連広告ばかりだ。それでいいのか？
（メディカル用に）マリファナを買うには、医師の処方箋が必要。$120-位。そのカードを持ってマリファナ販売店に行くと、売ってもらえるらしい。

ただボールダーっ子に言わせれば「何を今さら」といった雰囲気だ。
それというのも、4月20日『アース・デイのためのポット（大麻）大パーティー』がコロラド大学ボルダー校で開催されたのだが、これは毎年恒例の名物イベントで、ぶっちゃけた話、1万人位が大学に集結し、みんなでマリファナを吸いまくる日なのだ。「だからこの学校に入学した」とうそぶく輩もいるらしい。
これに参加したから逮捕されたとか、警察と揉めたとか、そういう話は一切聞いたことがない。
暗黙どころか、誰でも知ってる恒例パーティなのだ。なんか間違ってるような気がする。

アメリカでは飲酒は21歳以下は厳禁。売った事が発覚したら、その店（酒屋、レストラン、バー）は営業中止、飲酒運転はその場で逮捕、と酒に関しては異様なほどに厳しいのに、医療用ならマリファナはいい訳？
なんか納得できない、すっきりしない感じです。



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Chautauqua Trail シャトーカトレイル④フラットアイアンを登る人

フラットアイアンは、1st、2nd、3rdとある。

地図を見ると（写真1）すぐ近くまで行ける様だ。登れる、と言う話も聞いたことがある。

とりあえず歩いていると、クライミングアクセスClimbing Accessはこちら、と言うサインを見つけたので行って見た。


そこには、平らでほぼ垂直の岩壁があり、ロッククライミングの用意をしてる人たちがいた。（写真2,3）

素人が素手で登るのはどうかな～と思い、ここを回避して、適当にトレイルを歩く。

途中、リッパな角を持った鹿に出会った。

実はこれ、写真には写ってないが、犬と出くわしていて、しばらく見詰め合って（睨み合って？）いた。


犬は繫がれていたため、身は乗り出していたけどそれ以上行く事はできず、鹿のほうは、高いところに威風堂々と立って見下ろしていた。

この勝負あったと見ましたね。
その内鹿は、余裕かましてどこかに行ってしまった。

途中、瓦礫の山をわたったりして、フラットアイアンのすぐとなりに出た。
すると、素手で軽装の男の人が、するすると登っていた。
見ている間にぐんぐんと上っていった。傾斜はきついが、簡単に登っているように見えたけど、どうなんだろ...？？

クライミングをしばらく見物し、山を下り始めた。
石の階段の段差が高いので、ほとんど飛び降りるようにして走り降りたので、あっという間に下山してしまったのだが、モモがパンパンに張ってしまい、膝ががくがくになってしまった。


数日間は、歩行困難になってしまいました。
調子こいて走るモンではありません。
でもまた行こっと！！


(^O^)シャトーカトレイル、その他のエピソードはコチラ。①、②マナーを守って楽しいハイク、③ロイヤルアーチ、④フラットアイアンを登る人


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こ

Chautauqua Trail シャトーカトレイル③ロイヤルアーチRoyal Arch

ざわざわと人の声が大きくなってきた。

やっと着いた、ロイヤルアーチRoyal Archだ。

アーチそのものは、別に素晴らしいと言うほどの物ではなかった。何も書いてなければ見過ごしてしまいそうだ。
が、ロイヤルアーチ。とりあえず無事着きました。
石でできたアーチだ。一応くぐってみる。

特筆すべきは、ここから見る景色。


やっぱりかなり登ったんだ。結構高いし、眼下にさえぎる物がない。

落ち着く場所を探す。
狭い場所は、結構混んでいた。

アーチの裏側に回ると、岩の割れ目があって、一見行くのが難しそうなところがあった。ここならまだ人はいない。
木につかまって、割れ目を飛び越える。
岩が外に張り出しているので、適当な場所を見つけて陣取る。



岩は平らで、居心地がいい。
足をぶらぶらさせながら見る景色は、開放感があって気持ちいい！

ボールダーの街が眼下に広がる。
デンバーも見える。
ここから東側は、ずっと平らな土地が続いている。

ボールダーのシンボル、フラットアイアンFlatironがすぐ隣に見える。



寝っ転がると、真っ青な空が広がっていた。

ここらでちょっと、一休み。ZZZ...


To be continued....


(^O^)シャトーカトレイル、その他のエピソードはコチラ。①、②マナーを守って楽しいハイク、③ロイヤルアーチ、④フラットアイアンを登る人

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祝！600回記念＼(^o^)／

Surf in Boulder ボールダーをサーフィン！！...略して『ボルサー』と呼んどりますが...も、おかげ様で600回を迎えました。

なかなかいいペースで来とります。

今まで撮った写真を見返してみると、ずいぶん色んなところに行きました。

始めた時は、ボールダー中心の話題で行こうと思ってたのですが、行動範囲がだんだん全米に広がりつつあります。


コロラドはアメリカの真ん中、しかもロッキー山脈のふもと、という事で、出かける場所には事欠きません。

おまけにバイク好きの友人が、アドベンチャーバイクをゲットしてしまった事もあり、旅行熱が高まっております。

オートバイで旅行する上での問題点は、天気。

雨は何とかしのげるとして（降られたくはないですが）、雪はちょっとやばい。


6月になっても、山の方は雪、ということも珍しくないので、天気予報は大切な情報源。

さぁー、もうすぐ待望の夏休み。

今年はどこに行こうかなー。


(^O^)こちらもどうぞ。100回、200回、300回、400回、500回


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Chautauqua Trail シャトーカトレイル②マナーを守って楽しいハイク

サインに従って歩いてはいるのだが、どうもわかりにくい。
途中で出合った何人かに「ロイヤルアーチはこっちでいいの？」と聞いたり聞かれたり。
そうこうしてる内に経験者が来て「そう、この道でいいんだよ。」と教えてくれる。

なだらかだった土の道がだんだん険しくなり、『登っている』が『よじ登る』になってきた。
トレイルは狭いし、足元には岩がごろごろしてる。
段差が高いので、両手両足でドッコらショと這い上がる。ああ、木刀置いてきて正解だった。

今日はとても混んでるから、熊ちゃんたちも怖がってこっちには来ないよ。
次来る時は、佐々木小次郎みたいに背中にしょって来た方がいいな。

それにしても、き、きつい。
ガイドブックは正しかった。
ローカルと言えどボールダーのハイキングは、なめたらアカンぜよ。

たったの2.4キロ（1.5マイル）で、387m（1,270ft.）も登るのだ。

ぶひぇ～～。
こういう場合は、自分のペースで歩くのが一番。
狭い道なので、休む時は横にどき、他の人たちのために道を開けてあげよう。

もちろんほとんどの人は、たとえ自分が登っていても、後ろから早い人が来たら道を譲ってくれる。
時には「元気ねー、がんばってね～」という声援つきだ。
これ常識、最低限のマナーだと思う。

しかし、悲しい事に、道の真ん中で堂々と腕を腰に当て、仁王立ちになって（白鳥麗子風です）夢中でおしゃべりに興じてるご婦人方も少なくなかった。
歩いてる人が、邪魔そうに道を外れて抜かしていっても、おかまいなし。
彼女たちの目には何も映っていないのか、『邪魔をしてる』という概念そのものがないのか、見ていてとても恥ずかしかった。



To be continued....


(^O^)シャトーカトレイル、その他のエピソードはコチラ。①、②マナーを守って楽しいハイク、③ロイヤルアーチ、④フラットアイアンを登る人


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