そのす速さ、「さすが動物だ」と感心してしまった。
と同時に心配したのは、狂犬病。
この犬畜生、臭かったし!
冗談じゃない。やられたのは右足、一応まともな方の足だ。これでこっちもだめになったら、ヤロー、タダぢゃすまんぜよ!と半分恐怖の淵に立たされ、すっかり混乱してしまった。
びっこを曳きながら縁石まで行き、傷口を見る。
5センチ位の切り傷。傷より、ぶつかったところが痛い。
「だいじょうぶ?」とやっと駆け寄ってきた飼い主、それを見て「ああ、ただのかすり傷よ」とのたまった。
ブチッと切れる私。
「大丈夫かどうか、専門家に見てもらおうじゃない?救急車呼んだろか~?」と思った。
しかしここで何故か、日本人的な常識を取り戻してしまい、『この程度で痛い顔したら恥ずかしい』という考えが頭をよぎってしまった。だって空手の時、痛い顔するのはくやしいもんね~~。
でもこの場合相手が犬なんだから、素直に痛がっていいと思うんっすけど。まじ痛かったし。
それにもし、救急車や警察を呼んだら、その犬は速攻、保健所行きでしょう。「それもかわいそうかな」と色んな考えが交錯したのです。
混乱しながらも何とか冷静に装い、「今は大丈夫かもしれないけど、後でどうなるかわからないから」と言って、連絡先は交換したのです。
ああ~よかった聞いといて。「聞かなくていいや」とも思ったので。
だめだめ。冗談じゃないです。どんな場合でもきちんと聞くべき。
こっちが被害者だと思っていても、いつ何時それがひっくり返るかわからないのが今のご時世。特にアメリカではね!
しばらく心配そうに様子を伺っていた彼女に、「多分(ここ強調)大丈夫だから、何かあったら電話する」と言って別れた。
そして一人になったとたん力が抜けて、その場にへた~っと座り込んでしまったのです......
犬に向かってこられるのは怖い。
緊張が解けて、その恐怖感が一気に襲ってきて、涙がぽろぽろ流れてきた。(;_;)サングラスしていてよかった...
友人に電話をかけ「犬に咬まれた~~」と泣きじゃくりながらやっと言い、まずは消毒、と傷薬の場所を教えてもらい、すぐ帰ることにした。
しっかりと、自分の傷の写真は撮りましたけどね!
車に行くほんの数メートルの間でも、他の犬がこっちに走ってくるので、今度はかばんを振り回して追っ払った。
飼い主のおっちゃんが「おお怖、クレイジーウーマン」みたいな顔してこっち見たけど、ちょっとぉー、アンタの犬、ちゃんとしつけなさいよ!と睨み返す。
ンモォ~~(/・ω・)/
To be continued....
(;_;)お犬様 in Boulderその他のエピソードはこちら。その①犬に咬まれた、その②ンモォ~、その③アニマルコントロール
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