メキシカン兄弟対決となった男子組手決勝。お兄さんの勝ち!の動画。
12th ISKF Pan American Karate Championships 2014.
Adult Men (18-44) Kumite Final.MEXICO vs MEXICO
12th ISKF Pan American Karate Championships 2014.
Adult Men (18-44) Kumite Final.MEXICO vs MEXICO
アメリカチーム |
パンアメリカンという国際大会で抜塞小ができる。何だか無茶苦茶うれしくなってきた。
抜塞小、愛してる!あなたは私を裏切らない、だからわたしもあなたを裏切らない.....てな訳わかんないことを考えてひとり悦に入っていた。
矢口先生(右)と先輩 |
こういった自信は雰囲気にモロに出るんですね~。堂々としてる分だけうまく見える(多分)のです。これは相手にもプレッシャーになると思うけど、エイミーはそんなにヤワじゃないだろう。
得点はもちろん、第一形の二十四歩より良かった。これが私の今のベスト。
彼女は慈恩を演武。もちろん上手だった。が私の得点がわずかに上回り、優勝が決まった。
うわ~~お、スゴイや!パンアメリカンで優勝しちゃったよ!!!
アメリカ男子団体組手 |
先生は私の顔を見るなり「おう、勝ったか?」と仰った。うへ?どうだった?じゃなくて勝ったか?と来たか!あんなに散々負けても腐るな、って言ってたのに?
「はい!!勝ちました!」と報告すると、「そうか、良かったな、おめでとう!」と言ってその大きなブ厚い手でくしゃくしゃっと私の頭をなでてくれた。
これが一番うれしかった。
隣のリングにいたシニア男子に『勝ったよ~』と報告に行った。みんなすごく喜んでくれて、ひょいっと私の体を抱き上げた。あ
表彰式 |
結局試合が全部終わったのは夜9時半。遅い夕食をとり祝杯を挙げ、夢見心地で眠りについた。
次の日はアダルト(18-44歳)の予選と決勝。
女子はカナダが、男子はメキシコが他を圧倒していた。アメリカ勢は押され気味で、結局決勝リーグに進んだのは女子の組手で1名、男子形で1名のみ。女子形は上位4名カナダが独占し、男子組手は上位4名メキシコが独占した。
男子組手決勝戦は兄弟対決となり、軍配はお兄さんに上がった。
女子団体形でメキシコチームは燕飛を演武。素晴らしかった。ジャンプの高さも、着地のタイミングも、すべてがシンクロされて見事だった。が、カナダの雲手に及ばず準優勝。ん~ちょっとね~ギモンが残りますな、この判定は。
ラテン系の選手はとてもハングリーで闘争心が凄い。特にメキシコ選手の意気込みは相当なものがあった。みんなとても若いし、これからどんどん伸びていってほしいものだ。
応援も熱い。見物人もたくさん来て、かなり盛り上がった大会だった。
それにしてもいつも思うのだが、空手家達は礼儀正い。『礼に始まり礼に終わる』のが空手ではあるのだが、それを世界中の人々が守って実践してるのがすごい。黙想、正座、なんて習慣はないだろうし、相手に頭を下げて礼をする事なんて実生活上ではないだろう。でもみんな先生が教える通りにこのマナーを守ってるんだから大したもんだ。
ともするとおざなりになってしまいがちな礼儀。しかし日本人は皆から見られていることを忘れてはならない。空手家達にとって、やはり日本は特別な存在であるのだ。『日本人です。』と言うと皆一様に目を輝かせ、何か特別な人を見るような視線になる。この視線に合うたび襟を正す思いだ。
さて次は全米だ!勢いに乗って連覇するぞ!
To be continued.....
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☆ 12th ISKF Pan American Karate Championships 2014、その他のエピソードはこちら!#1.速報、#2.諦めたくない、#3.Hello my new self、#4.初心に帰る、#5.メキシコに到着、#6.今晩飲めるじゃん、#7.アスリートは孤独である、#8.勝利の女神が微笑んだ、#9.三冠王
***サプリ一口メモ***