2010年11月15日月曜日

第32回国際松涛館空手連盟全米大会 2010 その4.形の予選


形の1回戦が始まった。

1回戦は紅白戦で、平安弐、参、四、五段と鉄騎初段の中から、リングに入った後でどの形をやるかを言われ、二人で同時に同じ形をやり、即座に赤か白、どちらが勝ったか判定される。
「赤(または白)の勝ち!」と勝った方の旗が揚げられるので、ルールを全く知らない人でもすぐわかる、ある意味残酷なラウンドだ。
そしてこれらは基本形なので、シニアとなれば一体何千回、何万回練習したかわからない。
絶対にミスが許されない、非常に気を使うラウンドでもある。

私は赤、相手は日本人の先輩、CHさん。
去年は1回戦で負けてるため、今年は何としても突破したいところ。
負けた形、鉄騎初段は、特に重点を置いて練習した。「うらうら、来るなら来い!」と腹に力を入れていたら、主審が選んだ形は『鉄騎初段』。望むところジャン、よっしゃあーーー!!

この時自分の人生で始めて「絶対に負けたくない!」と強く思ったのです。


このリングのArbitrator(監査役)として、育ての親のフィールド先生が目の前にいて、真剣な目でじーっと見てる。気合入る入る。
判定を待つ間「赤来い来い」と祈るような気持ちだった。

主審は赤旗を掴むと勢い良く上げ「赤の勝ち!」

ふぇ~~~~よがった(^_^;)

2回戦も紅白戦。
今度は中級の基本形、観空大、抜塞大、燕飛、慈恩から言われた形をやる。
主審が選んだのは『観空大』
65挙動という長い形で、とても間違いやすい形。
今までどんだけ、試合でまたは昇段試験で『間違えちゃってさ~』という話を聞いたことか....

フィールド先生は微動だにしないで、じ~っとこっちを見てる。
私は彼を睨みつける様にして、形を打った。別にウラミはないんっすけど.....
それが良かったんだろう、焦点がバッチリ定まったのは自分でも感じた。
体のキレも良かったと思う。
今度は自信があった。そして、3回戦へとコマを進めた。

それにしてもフィールド先生、先生のあんなに真剣な顔、初めて見ました。

To be continued......

大会の全ての結果はここをクリック!2010年ISKFナショナルズ結果

(^^)v第32回 国際松涛館空手連盟 全米大会 ISKF US NATIONALS 2010 その他のエピソードはこちら☆矢口マジックその1.速報その2.予選前夜その3.予選開始その4.形の予選その5.形予選突破その6.組手予選通過その7.決勝に向けてその8.開会式その9.全米チャンピオンその10.組手決勝ラウンドその11.戦い終わって.....


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