2011年12月19日月曜日

第33回国際松涛館空手連盟全米大会2011 その12.白い黒帯


ナショナルズが終わり、日常が戻ってきた。
いつもの様に道場に行く。
ほおけてるなー。ポケ~としてる。

稽古が終わった後、矢口先生がおっしゃった。
「ナショナルズが無事、終りました。みんなご苦労様、そしてどうもありがとう。結果を残せた選手諸君、おめでとう。でも、これで終わりじゃない。来年も試合に出る人は、今、始まったのです。終わりが始まり。気を引き締めてがんばってください。」

あいたたたたたた..........よっぽどボケーっとしてたのかな、さっそくクギを刺されてしまった。
確かにそうなのよねー。
来年は世界大会が11月にあるため、ナショナルズは一ヶ月早く10月に行われる。
来年はアリゾナだ。

そう、来年2012年は、4年に1回の世界大会 ISKF WORLD SHOTO CUP が、フィリピンで行われます。
出場するつもりです。
だからボケボケなんてしてらんないのよね。

すると、先生に呼ばれたので、事務所に行く。
「今回はおめでとう。俺もうれしいよ。マウンテンステイツの女子で両方勝ったのは、すごく久しぶりだったんだよな。だからホント、嬉しかったの。で、何か記念になるものあげようと思って、これ、持って来た。」

と、ポンと手渡されたのが、物凄く貫禄のある黒帯。擦り切れていて、ほとんど白帯。
矢口豊の名前が刺繍されている。

先生が研修生を卒業したときに記念に作った帯で、とても思い出のある帯だそうです。
その擦り切れ方を見ると、かなり激しく使い込んでるのがわかる。

先生が研修生を卒業されたのが1959年、私が生まれた年だ。
この帯、私と同い年だ。
うわ~、こんな大切な物、頂いてしまってどうしよう.....
確かに、記念に先生の帯欲しいなーなんて勝手に考えていたけど、まさか現実になるとは。しかもこんな、大切な物。
感激しました。そして責任重大、重い帯です。無様な空手はできません。

白帯から始め、初段で真新しい真っ黒の黒帯を締める。黒帯は使い込んでくると白っぽくなってくる。そしてさらに稽古を重ねていくと白帯に戻る。初心に帰る、という意味なのです。

2011年も、残すところあとわずか。
2012年も、飛躍の年でありますように!


 **大会結果の詳細はココをクリック**

第33回 国際松涛館空手連盟 全米大会 ISKF US NATIONALS 2011 その他のエピソード その1.速報その2.スーパーシニア誕生その3.こだわりのメダルその4.下半身の安定性が鍵!その5.形の予選その6.組手予選その7.集中あるのみその8.形で優勝!その9.後の先、対の先、先の先その10.組手で優勝!その11.表彰式その12.白い黒帯


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