2011年12月30日金曜日

行く年来る年 『108』について考えてみました。


2011年、泣いても笑っても後1日です!

なら、笑って過ごそう。

笑う門には福来る。
お福さんだって、いらいらしてる人の所より、笑ってる人の所に行きたくなるってもんです。

いいことも悪いこともひっくるめて、2011年はおしまい。
とにかく笑って、2012年を迎えよう。


アメリカ式に花火を見てパーッと新年を迎えるのと、日本式に除夜の鐘でしっとり......どっちがいいのかな?

それにしても除夜の鐘の108回って、人間の煩悩の数だといわれてますが、煩悩って簡単に言えば『欲』のこと。
ずいぶんたくさんあるんだなーと思いますが、108という数の由来については諸説あるそうです。

その一つは、108の煩悩は人間の感覚を司る眼(げん)、耳(に)、鼻(に)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)、の六根が、それぞれに好(気持ちがよい)、悪(いやだ)、平(何も感じない)不同、の3種があり3×6=18、の煩悩となり、これが、また浄(きれい)、染(きたない)、の2種に分かれ、18×2=36、の煩悩となり、さらに、現在・過去・未来の3つの時間が関わって、36×3=108、となります。これが、108の煩悩だといわれています。


そういえば、野球のボールの縫い目は108個。

これって偶然?それとも.....って思いますが、除夜の鐘や煩悩の数と縫い目の数は全く関係ないそうです。

が、米国でも縫い目の数が宗教的に一致する噂話があるそうで、キリスト教カトリック信者が祈りの際に使用する数珠が108個のため、この数が縫い目もなったという話が映画、『さよならゲーム(Bull Durham)』中に登場しているそうです。


空手にも『百八(歩)』という形がある。
80挙動、長くかなり難しい形だ。美しく力強く、見る者を引き付ける形である。

80挙動なのに何故百八??

例えばこういった説がある。

.......空手術の型というのは、相手の攻撃を仮想し、これに対する攻防法の幾通りかを組み合わせて、一つの型を構成したもので、(中略)この型はちょうど数珠の108つの一つ一つの珠を一本の糸で繋いで、一連の輪にしたようなものであって、空手術ではこれを不文の経典と称して反復鍛錬するのである。.......
『一隅を照らす』 万象清水敏之の生涯、隠されていた空手、桧垣源之助 著 より。


ふ~~ん、百八、深いんですねー。

もしかして花火も108発上げるかもしれないですね.....なんちゃって(^^♪

良いお年をお迎えください。
2012年が皆様にとって素晴らしい年でありますように.....

来年もどうぞよろしくお願いします。



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