つぎは最後のイベント、団体組手だ。
チームキャプテン(リン)がくじ引きをし、対戦相手が決まる。
「どうだった?」
「あー、ごめん、一回戦はカナダチームと当たる。」
「え~~~ッ、マジ?」と私。
「(私たちを)殺す気??」と、ピラーがカワイク言った。
.................というのも、カナダチームはあのクリスタルがいる。彼女は男性にも引けをとらない組手をする。それともうひとり、カナダ3位のアリシアもメチャ強い.......どすこいだし (^_^;)
女子団体組手は3人一組。2人勝てば文句なしに勝ち。勝ち点で同点の場合は、大将戦を行う。
男子団体組手は5人一組。ルールは女子と同じ。
カナダ相手でも、組み合わせによってはチャンスがある。
1勝1敗で迎えた最終戦、これに勝てば勝ち。引き分けたら大将戦。
3人目は私。相手はよりによってクリスタル。(も、泣きそう.........)
「気弱な組手だけはするまい。」と気合を込めて果敢に攻めるも、強烈な一発をあばらに受け、負けてしまった。
骨が折れたかと思った..........この後数週間は腹に力を入れるたびに痛み、笑えなかった。とほほ.....
さて我がチームCACは、敗者復活で3位決定戦に進出。
相手は全米チーム。
3人終わって1勝1敗1引き分け。大将戦に持ち込んだ。
こっちからはピラー、相手からは全米2位のケリー。
一進一退の攻防の末、ピラーの突が入った。
判定は.......ピラーに手が上がり、やっりぃ!!!団体組手、堂々の3位!!!
「きゃ~~~~~ッ!!!\(^o^)/」
こういっちゃなんなんだけれども、優勝しないでこんなにうれしかったのは初めて!
マスターキャンプのトーナメントでメダルを貰えるとは思ってなかったので、2つも頂けるなんて、ああ、持つべきものは良きチームメイト.........
女子団体組手決勝は、カナダチームとイーストコーストチーム。
実はこのイーストコースト、3人のうち2人はシニアで去年全米大会で一緒に戦った仲。
このシニアの2人が大健闘し、全米チームにも勝って決勝に上がってきたのだ。
それもそのはず。女子個人組手は、1位クリスタル、2位と3位はこのふたり(アメリカシニア女子)
「シニア魂見せてやれ!!」と応援すると、にこっと笑って「まかせときな。」カッコいいよねー。
シニアだから組手は弱いなんて、とっくの昔の話。今はどんどん強くなってる。
でも、あれ.......私、ナショナルズで彼女たちと当たるんだよなー。こりゃー大変だ。
To be continued..........
(*^^)v☆ISKFマスターキャンプ2012、その他のエピソード
#1.合宿、
#2.世界的な空手、
#3.もー泣きそう、
#4.自分の土俵で勝負!、
#5.3位タイ、
#6.早朝デート、
#7.団体形で2位!、
#8.うれしい!、
#9.無事終了です
***サプリ一口メモ***
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