2012年8月15日水曜日

ISKFマスターキャンプ2012 #4.自分の土俵で勝負!

高橋先生主審、男子組手の動画
 
トーナメントは合宿の最終日に行われた。
18歳以上黒帯、男女別。
年齢、体重関係なし。無差別級ってやつです。

申込書には、名前と段位、どこの国、地区から来たのかを記入するが、年齢を書く項目は無かった。
もし年齢の項目があれば、対戦表を作る時にそれとなく考慮する(18歳のピチピチと、60歳のオバハンがいきなり初戦で当たらないように)もんなんだが、それもなし。

言い訳なし、やったろーじゃん!
公式試合で若いコ相手に堂々とできることってめったにないので、こんなチャンスは逃したくない。
『シニア部門』ではなく、『一般女子』で自分がどのくらいの位置にいるかも客観的に見たいし。

男子は50人、女子は40人位いたか、もっとかもしれない。

形から始まった。
一回戦、二回戦は平安形ラウンド、フラッグシステムである。

2回とも平安弐段を指定され、無事突破。
三回戦は選定形(抜塞大、慈恩、観空大、燕飛)ラウンド。やはりフラッグシステムである。

三回戦の対戦相手は18歳位のボーイッシュな子だ。運動神経がいいタイプで、動きが素早い。
彼女の稽古中の動きを見て、『うへ~~、は、早い。技も正確。』と驚いたので印象に残っていた。

彼女と当たる、とわかった時、さてどうしたもんかと考えた。
思い出したのが1年位前に言われた先生の言葉。
「いいか。スピードとかパワーでは、若いもんにはかなわないんだ。トシなんだから、中身(内容)で勝負しろ。」
その時はわかった様なわからない様な、認めたくない様な、あいまいに『オ~~~ッス』って返事したが、今、理解した。

「ならば自分の土俵で勝負してやろう。」

言い渡された形は『抜塞大』
松涛館のメインともいうべき形で、素早い切返しが要求される。彼女は得意なはず。
これは、自分の得意形の『抜塞小』の姉妹形でもあり、同じ動きが続く部分がある。
ただその直後に違う動きに展開するので、練習中は良く間違うのだ。
だからできれば避けたかったが、しょーがない。

「用意、始め!」の短い間にいろんなことが頭を駆け巡った。
まず、彼女を自分の土俵に引きずり込むこと。
早くて軽い動きは審判も見慣れてるはずだから、じっくりやったら新鮮に映るはず。
そして審判に(彼女は)「速すぎる」と判断させる。
微妙に彼女のタイミングをずらして行って、こちらのリズムの方が正しい、と判断させる。
貫禄のオーラを出して惹き付け、上手そうに見せる.........etc,etc,etc.........

じゃあ具体的にどうやったの?と聞かれると答えは難しいが、自分のペースで堂々と形を打ちました。間違えなかったし。

果たして判定は........
目の前に座ってる副審二人は私の方に上げた。後の二人は見えない。
直後、主審が「赤の勝ち!」と自分の方に即上げた。

やった~~、勝った!!!
四回戦進出だ!!

To be continued.......

(*^^)v☆ISKFマスターキャンプ2012、その他のエピソード #1.合宿#2.世界的な空手#3.もー泣きそう#4.自分の土俵で勝負!#5.3位タイ#6.早朝デート#7.団体形で2位!#8.うれしい!、#9.無事終了です


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