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どっちが背が高いかでモメる2人 |
指導員試験の時、実技試験に入る前に指定された形を演武した。
松濤館26の形、全部覚えてひととおり出来る様にして行ったが、指定されたのは段審査の時と同じで『岩鶴』だった。
ちょっと残念........せっかく稽古して行ったんだから、違う形、やる気満々だったんだけど。ま、今だから言えるかな.....(´・ω・`)
5人一緒に演舞した。
私の斜め後ろに同じ地区から来たローラがいた。第一挙動は右足を引いて後屈立ち、同時に両掌上段背面合せ技なのだが、何と彼女は左足を引いてしまっていた。目のはじでそれを目撃した時、焦りました。正直、『どうやったの?』って感じですな。
逆にやるのはとても難しいし、彼女だってやった事ないと思うし、前の列の3人は正確にやっていたのだから、何故に逆........???
第3挙動位で間違いに気づいた彼女は、最初からやり直そうとし、次に見た時は諦めて演武をやめてしまっていた。
びっくりはしたが集中を切らさず、バランスに気を使い無事に演武を終えた。
試験でも試合でも、形を間違えるのはとーーーってもまずい。でも、途中で辞めちゃうのは最大のタブーなのだ。評価はゼロになる。
こういう経験は試合に出てると良くある。
赤白戦の時、自分の相手が間違えてしまい、それに動揺してつられてしまう場合。
または、『勝った!』と思い油断が生じて自分もミスってしまう場合。
平常心を常に保つためにも、試合や試験の経験を積む事は大切なのです。
そして図太い精神力を逞しく養うんですな。
この時も、彼女のミスは目に映っていたし、気が付きもした。でもそれに惑わされる程、ワタクシは柔ではありません。
終わってからの彼女の落ち込み様は気の毒だった。
キャビンに帰るとルームメイトの彼女がどよ~~~~んとしていて、ボロボロ泣き出してしまった。
その気持ち、とても良くわかる。形をやめちゃったのは致命的である。
しかし、叱咤激励した。
『諦めないで!!!!まだわからないじゃない!!!結果が出る前に諦めてドースルよ?(諦めたらそこで試合終了ですよ、と言いたかった。)発表までの3日間、死に物狂いでメチャ気合入れて稽古して、アンタ、それでも私落とす気ィ???位の態度見せてやりなよ!!!』
とハグしながら言うと、ひとしきり泣いて落ち着いたのか、少しずつ元気を取り戻した。
その日の夜には笑顔も見せ、『間違えちゃってさー、』と自虐していたので、安心しました。
To be continued........
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(^^♪マスターキャンプ2016、その他のエピソード☆
#1.試験に向けて、
#2.うおおおおりゃああ!、
#3.昇段試験、
#4.超緊張!指導員試験、
#5.諦めたらそこで試合終了ですよ、
#6.念願のメダル、
#7.合格!
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