形を優勝で飾り、『終わった』感に浸らない様感情を抑え、組手に備えた。
4年前の世界大会で 形を終えたとたん緊張感がぷっつりと切れてしまい、組手に全く身が入らずあっさりと負けてしまった苦い思い出があるのだ。形と組手、両方優勝を密かに狙っている自分としては、ここで根性見せたいところ!
準決勝の相手は、チームメイトのキムちゃん。
全米大会でいつも顔を合わせているが、彼女と組手をやるのは初めて。練習ですらやった事がない。前回の世界大会の組手の優勝者である。う、強敵......
2分間一本勝負が始まった直後に感じた。強い!!
私より15キロは重いであろう体でどんどん技をかけて来る。
先に技有を取られてしまった。
『どうすんの、これ?』『もうダメかも......』『やめちゃいたい。』『いや、総合優勝取るぞって決めたじゃん!!』と、楽な方へ逃げようとする心と戦っている自分。
上段回し蹴りが来た!
瞬間体を低くしてよけた時、頭をかすった。
『うひゃ~、危ない。あんな重い蹴り、ブロックだってしたくないよ。』
この試合で覚えているのはこれだけ。
結果は私が技有2本取って勝ったのだが、どうやってどんな技を出したのか、全く覚えていないのです。勝ちを宣告されても何だか夢うつつ。
でも、深く考えないことにして決勝に気持ちを向ける。勝つぞ!!
To be continued.........
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(^^)空手世界大会 ISKF WORLD SHOTO CUP 2016、その他のエピソード☆1.稽古稽古!、2.秒読み開始、 3.形優勝、組手準優勝!、4.アフリカ大陸の最南端、南アフリカへ、5.怪我をしない事、6.開会式、7.予選、8.形優勝、連覇達成!、 9.空白の2分間?、 10.組手決勝その1。強烈な蹴りを腹に喰らう。、11.組手決勝その2。強烈な背刀を頭に喰らう。、12.組手決勝その3。残念だけど嬉しい準優勝。、13.パーティ
***サプリ一口メモ***
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