2012年11月5日月曜日

第34回 国際松涛館空手連盟 全米大会 2012 VOL.9.怖がりません、勝つまでは!


シニア女子組手準決勝の動画






シニア男子の形が終わり、先輩ジェフは準優勝。

団体形は、同点1位になり、第2形(違う形を演武)で押し切られてしまい、結局2位だった。

そして組手が始まった。
相手は大柄な黒人女性のベニルダ。
2010年の準決勝であたり、試合前にあばらを折られたとか危ないとか、散々脅かされてしまい、ちょっとびびってしまった相手だ。

でも、今は違う。
今回、組手でひとつだけ心に決めている事があった。

それは、絶対に怖がらない、という事。
矢口先生に試合前、「怖がりません、勝つまでは!」と宣言したし。(^^)

「勝負一本、始め!!」
の号令と共に、気合を込めて勢い良く飛び出す。
一瞬の隙をついて相手の懐に飛び込み、中段突技有を極めた。
その時彼女がバランスを崩し、床に倒れる。
仁王立ちになってにらみつける私。
(むぉ~~~!ちょっぴりイイ気分。♡)

「赤(私)、中段突、技有!続けて、はじめ!」

ほぼ同時に技の掛け合いがあり、相手のコブシが左あごに当たった。
「あいたたたた.......」
救護班が呼ばれる。
「大丈夫?はい、あーんして。」
「あーん」
「ん~、大丈夫ね?今度はちゃんとブロックするのよ!」
「はーい。(........それが出来れば苦労はしないよ....)」

判定は相打ち。
むむむむむ........

ビックリする程遠くから裏拳が飛んできた。(全くなんて長い腕だ。)
ブロックするもそのパワーでバランスを崩し、瞬間、強烈な前蹴りをあばらに受けてしまった。
『いてててて.......あー、でも折れてはいないかな。だぁーーーー!く~~~、負けるもんか!!』

「白(相手)中段蹴、技有!!続けて、はじめ!!」

思い切って飛び込む。
赤白両方の旗が上がってる。
判定は、またもや相打ち。

私の中段突とほぼ同時に、相手の上段突きが今度は私の右あごに当たった。
赤(私)に旗が上がってるのが見える。
白旗をぐるぐる回して警告、を示してる副審もいる。

副審集合の号令がかかった。
『おお、左右当たったからバランス取れたな。いてててて........』
救護班が来る。
「大丈夫?はいあーんして。」
「あーん」
「イーーってして。」
「イーーーッ。」
「ん~、折れても歪んでもいないわ。大丈夫よ。」

その間、ベニルダは正座し、大きな体を小さくして申し訳なさそうにしている。
「大丈夫だって.....」とボディランゲージで伝える。
副審はまだ協議中だ。
手持ち無沙汰なので、コートのごみを拾う私。全くなにやってんだか......

協議が終わり、さて判定は.......
「白、早い。白の勝ち!」

あ~あ、残念だったなぁ。
あそこまで行ったなら勝ちたかった。
でも、ベストは尽くしたので後悔はない。
今は満足。とても楽しかった。
有難う、ベニルダ。決勝頑張れ!絶対勝って!!!!

To be continued.......

大会結果はここをクリック!

第34回 国際松涛館空手連盟 全米大会 ISKF US NATIONALS 2012、その他のエピソード☆VOL.1.速報VOL.2.試合前VOL.3.会場入りVOL.4.予選開始VOL.5.形で決勝ラウンド進出VOL.6.シード権VOL.7.予選終了VOL.8.形で優勝VOL.9.怖がりません、勝つまでは!VOL.10.カワイイ彼女VOL.11.表彰式、そして...


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