2013年12月18日水曜日

第35回 ISKF 空手全米大会 2013 #4.特訓開始

シニア女子組手
全米大会まであと1週間に迫ったある日。
稽古は十分したし、これからは怪我と風邪に気を付けて調整だな。練習量を減らそう、と考えていた。
 
矢口先生が出稽古から帰って来られ、久しぶりに稽古をつけて頂いた。
すると先生は、『これから毎日5日間休みなしで火曜日までしっかり稽古しろ。日曜日もだ。俺が見る。』と仰った。
 
が、があ~~ん........
そんなに仕上がりが悪いの?とトホホな気分.......
 
火曜日って、出発2日前......
金土日月は先生のクラスはないのだが、『明日何時に来るんだ。10時か、よしわかった。俺も来るからな、サボるなよ!』
一般男子組手
 
大変な事になった.......
先生とマンツーマンなんて、世界中の空手家から『なんて羨ましい、そんなのずるい。』攻撃を怒涛のように受けるだろうな。願ってもない事だけれども、かなりの覚悟をしておかないとこれは大変だ。
 
とっても緊張気味な私。早めに行って準備運動を十分にする。
先生がいらっしゃる。『お、来てるな。用意はいいか?』
『お、オッス......』と声が裏返る私。
 
マウンテンステイツ男子団体形、十手
去年勝てたからといって、去年と同じ様にやろうとしない方がいい。
『去年はこうやってうまくいったから、今年も同じようにこうやってああやって........』と過去をたどるのはやめた方がいい。やりがちだが、ダメだ。大体不可能だし。
去年と今年では、体調も環境も年齢だって違う。何もかも違う。それをしっかり認めて去年より今年、と進化しなければいけない。
 
また、子供の形と大人の形は違う。
そして同じ形でも、稽古し始めて1年目の形と3年目の形は違う。
稽古が進むにつれ円熟味を増し、カドを落とし、深みを持たせるのだ。
口で言うのは簡単だが、技術的(表面的)な事から内面的な事へ移行していくので、とても難しい。
私一人では無理。そういう発想すらなかったし。
時期を見極めて、高みへ引き上げてくれる指導者が必要だ。
ミッドアメリカ、男子団体形
でもこれが出来る指導者は少ないと思う。
 
矢口先生は、いつの間にか引き上げてくれる、稀有な指導者だ。
言う通りに稽古していたら、一皮むけている。
自分で意識したことはなかったが、ビデオを見ると顕著だ。
2010年、初めて優勝した時の形と今年の形は別物だ。
 
とまあ、エラそうな事をいろいろ書いたけど、実際の所、世界大会で勝った時の形を追い越せないでいた。あの後試合に出るたび、『世界大会と比べて良かったか悪かったか。』と考えてしまい、結果、良かったことは皆無。
 
そういうジレンマを見透かされていたのか、とにかく特訓が始まった。
 
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