2013年12月16日月曜日

第35回 ISKF 空手全米大会 2013 #3.飛ぶのが怖い

矢原先生の野性味溢れる『燕飛』の動画。

 

観空大のジャンプ。先輩すご~い!

アメリカ女子空手界のパイオニア、
キャシー・クライン先生Cathy Cline 8段と
デンバー道場の大先輩です。
組手は今年もぶっつけ本番として、形の稽古は必死にやっていた。
毎日の稽古の後、A級審判員(国際大会で主審が出来る)の資格を持つ先輩の前で形を打ち、審判として見てもらい、いろいろアドバイスを頂いた。
細かいところまで見て頂き、その都度直していった。
 
ぶっちゃけた話、トーナメントは審判からいかに高い得点をもぎ取るかにかかっているので、この練習はかなり効果的だ。
 
矢口先生の仰ることは絶対なのだが、キャンプに行った時など、他の先生方から『え?それ、やるなって教わったけどな....』という事をやれと指導される時もまれにある。この先生方は審判もされるので、選手の立場として無視できないのがツラいところ。先生にはちゃんと報告しますが。他州の先生方にとっては、私は扱いにくい生徒かもしれないデス。 

話を戻して形の練習。

燻し銀、ジェフ先輩と練習中
矢口先生に聞かれる。『苦手な形は何だ?』
私『燕飛です。』
 
実は私はジャンプが苦手。特に燕飛のジャンプはろくにできたためしがない。
騎馬立から跳び上がり360度回転して、後屈立で着地する。
高く飛ぶのではなく、空中で胡坐をかくように両膝を高く上げて相手の攻撃をかわすのです。
 
苦も無く簡単に出来る人も多いが、私は特に左足がだらんと下がってしまい、床からほんの10センチ位離れるだけ。
今まで試合で燕飛を指定された事がなかったので、ラッキーだったのだ。
この弱点をほおっておいて、『指定されたらジャンプ以外の部分で滅茶苦茶うまくやればいい。』と思っていた私、そんなに甘かないです、現実は!!
 
私のジャンプを見て危機感を感じたであろう先生は、御自分の帯をはずされ、『いいか、高く飛ばなくていいんだ。両膝を上げろ。帯に当たるなよ!いくぞ、それッ!!』
と何回も何回も稽古して下さった。
 
マウンテンステイツのチームメンバー
結果は惨憺たるもの........またしても私はもうイヤ~と半ベソ状態.......
 
その場ジャンプでは両膝は十分上がるのだ。
だから身体的に不可能な訳ではない。それは自分でもよく分かっている。ではなぜ上がらないのか。それは着地が怖いからなのだ。
 
半ベソ状態で、前出のA級審判の先輩に訴える。
『飛ぶのが怖い、着地が怖いから.....』
 
すると先輩は少し考えて、『わかった。僕が真正面に座ってるから、飛ぶと同時に顔を素早く回転させて僕の方を向くんだよ。フィギアスケートで回転するとき、顔も素早く回転させるだろ、あんな感じで。』
『ハイ』
その通りにやってみた。
すると、あら不思議、飛ぶのがちっともコワくない!!
着地した瞬間、嬉しくて万歳だ!
『良かったぞ、両膝ちゃんと上がってたぞ、できたじゃないか!!』
 
この感覚を忘れない様に、何回も何回も練習した。
今までただの一度も好きだと思った事がなかった燕飛に自信がついたことは、私にはとても大きかった。
  
 
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