2011年9月13日火曜日

テニス全米オープン男子決勝


全米オープン男子決勝。
ノバク・ジョコビッチ Novak Đoković 対ラファエル・ナダル Rafael Nadal Parera。

いや~~~、もんの凄い試合だった。

重かった........

中身がずっしりと詰まっていて、消化不良起こしそうだった。
意図的に気を紛らわせながら見ないと、つぶされそうな試合内容だった。
このままフルセットにもつれ込んだら、試合時間6時間越すんじゃないかと思った。


ストロークの応酬が筆舌に尽くしがたく、手に汗ならぬ、足の裏に汗かいちゃったよ~~(・。・;

今年の全米大会、応援してたのはロジャー・フェデラー Roger Federer、そん次がラファ君。
フェデラー対ジョコの準決勝、マッチポイントを2度も奪いながら、しかも2-0からひっくり返されてしまったフェデラー.......

こんな事今まで考えられなかったけど、彼ももう30歳。
思えばアガシやピーちゃん(ピート・サンプラス)と戦っていたのよねぇ....
お父さんにもなったし、やっぱり黄昏て来ちゃったかな。


もう、ジョコは凄すぎ。
「こんなのどうしろって言うんだよ!?」と言いたげなラファ。

ジョコはとにかくポジショニングが素晴らしく早い。決め技のはずのラファのボールを返す返す。
もう『読んでる』としか思えない。
そして、コンパクトなフォームから打つボールは、神業のようなコースを通って相手のコートに突き刺さる。
リターンもうまい。
ベースラインぎりぎりに決めたと思ったら、ドロップショットでネット際に落とす。
「こんな事出来るの?!」

二人ともだけど、超人的なスタミナと集中力。
たった2分間の組手でヒーコラいってる自分が情けなーい。


ラファが3セット目をタイブレークで奪った時は、諦めないってなんて素晴らしいんだ!なでしこの感動再び!?とうるうるしちゃったけど、結局第4セットは危なげなくジョコが取り、優勝。

醜態を全世界に曝け出した誰かさんの汚点を完璧に消毒するような、素晴らしい試合内容、態度だった。
世界の頂点に立つ人は、やっぱりこうでなくっちゃね!

ラファにとっては、完全燃焼しても悔しさが残る試合だったと思う。
今季のグランドスラムはこれで終ったけど、壮絶な男子テニス、来年はどうなる??

目が離せない。


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