2008年1月31日木曜日

国際松涛館空手道連盟デンバー道場 寒稽古 その3


さて、最終日の土曜日がやって来た。ここまできたら、あとは行くだけ。
風邪も引かず、怪我もせず、なんとかやってきたが、体はとっても疲れてる。アミノオールを飲んでたからもった様なもんだ。

なんとなんと、60人以上集まった。足の踏み場もない位!?道場の床が抜けそうだ。
背の高い人に囲まれてしまったので...っつーか、私が一番チビ!コロラドの人はみんな背が高い(-.-)、顔に肘打ちを食らわないよう気おつける。なんとなく息苦しい。上向いてゼイゼイ言う。
ほとんどの人は毎日来ている。ここまで来ると、もう空手ハイになった心境。イっちゃってるカンジ。
回りを見ても、みんな気力十分ですごい迫力。気合がビシビシ伝わってくる。
私も負けてはいられない。

5,6段の先輩を相手に、組手の練習が始まった。
もう必死で喰らいついていくだけ。「彼は、めっちゃ強いね」..と言われる先輩相手にやったとき、ブロックが少しずれてしまって、正拳がまともにひじに入った。ひェェ~~目から星が出たよ✩(;_;✩☆彡


組手の後、形の練習をして、寒稽古はおしまい。みんなよくがんばりました!ぱちぱち(#^.^#)
黙想をし、道場の床を雑巾がけして、有志による形のトーナメントをやり(黒帯㊛の部で勝ったよ!(^^)v)
あとは、楽しい宴会を残すだけ。

地下に行くと、パーティの準備ができていた。
お屠蘇を注いでもらい、三々七拍子の後、気合!!!おおおおお~~!!!!っ
それから、食べたり、飲んだり、ふざけあって写真撮ったり、試合のDVDを見て盛り上がったり、みんな大満足の様子で、楽しい時を過ごしたのでした。

この後、家に帰って倒れるようにベッドに入り、15時間ぶっ続けで眠ったのは、言うまでもありまセン。
(-_-)zzz


(~o~)その他の寒稽古のエピソードはこちら.....その1その2その3

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2008年1月29日火曜日

国際松涛館空手道連盟デンバー道場 寒稽古 その2



無事に待ち合わせの場所に着き、車の外で待っていた。
さ、寒い!!極寒の地!?ボールダー参照。

約束の時間通りに先輩が来て、車に乗り込む。道路のコンディションは、思ったより悪くない。このまま雪が降らなければ、明日は自分で行けそうだ。
先輩は親切にも「明日はどうする?」と聞いてくれた。あまり甘えてもいられない。「大丈夫です。」と答える。「OK.でも、ダメそうだったらいつでも連絡しなさい。」と、ありがた~~いお言葉。(;_:)うう、空手マンって、ボールダーの人って、ホントに親切.....

稽古が終わり、外に出ると、空はまだ真っ暗。汗をかいた空手着が、ぱりぱりと凍りそう。
ボールダーに帰る途中、朝日が出て、フラットアイアンを始めとする山々がピンク色に輝き、とってもキレイだった。清々しい朝だ。

それにしても、寒稽古に来てる人たちの顔ぶれを見ると、ボールダーなんて近いほうなのだ。

フォートコリンズFort Collins....約100㌔(65マイル)
グリーリイGreely.....約80㌔(50マイル)
コロラド スプリングスColorado springs....約100㌔(65マイル)
ヴェイルVail......約120㌔(75マイル)ヴェイルは山の中にある街。家を出たとき吹雪だったそうだ。

極めつけは、イスラエル。彼は、超まじめなナイスガイ。27時間かけて毎年やって来る。(@_@。

寒稽古があるからと、わざわざ仕事を休んだり、減らしたりしてる人もいる。そして、いつもどおりの稽古もする。朝、昼、晩と1日3回。まるで合宿。
私は、いちいちボールダーまで行ったり来たりするのもなんだからと、道場に残り、地下室においてあるソファーで寝ていた。しかし、暖房がついていたとはいえ、寒いの何のって!底冷えがし、腰から冷えてきて、頭が痛くなった。風邪引いたらたまんないので、近くにあるスタバに逃げ込んだ。

水、木になったら人数が減ってくるのかと思ったら、とんでもない。
今度は、もとデンバーの生徒で、今は引っ越して他の州に住んでる人たちがやって来た。
一体最終日は、どうなっちゃうの??

  To be continued.....


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2008年1月27日日曜日

国際松涛館空手道連盟デンバー道場 寒稽古 その1


空手の道場の寒稽古が始まった。
月曜日から土曜日まで、朝6時から7時までだ。

LAの道場でも寒稽古があった。同じ朝6時からだったが、近くに住んでいたこともあって、5時20分に起きれば十分間に合った。最大の違いは気温。LAの冬はちっとも寒くない。20℃位は余裕である。

しかし、ここではまさに”寒”稽古だ。
ボールダーからデンバーの道場までは約55㌔、1時間はかかる。4時起だ!もし天気が悪かったら、あーもうどうする?どうしよう!

初日、月曜日。
祝日だったこともあって、53人が参加。この人数はスゴイ。道場は足の踏み場も無いくらい?!
矢口豊先生から「寒稽古の目的は、強い精神力を鍛えること。だから、途中でつらくなっても、最後まであきらめるな!やり遂げろ!」と力強い言葉を戴く。

あいにく雪が降り始め、火曜日の朝の運転がとっても心配だった私は、ボールダーに住んでいる先輩に、ずーずーしくも相乗りをお願いした。先輩はなんと、元USAチャンピオン。まだ初心者だった私は、彼の形を見て、雷に打たれたようなショックを受けた。長身で細身の体は、鞭のようにしなやかで優雅に動き、それでいて実に力強い。未だに、彼を越える形は、見たことが無い。

言ってみればこの先輩は、ずーっと雲の上の人で、憧れの存在だった。その先輩が、同じボールダーに住んでいる、と知ったときはビックリしたもんだ。知る人ぞ知る、ロッククライミングのエキスパートでもある。あの体形、あの運動神経、納得。
そんなスゴイ人なのに、偉ぶったところが無く、とっても控えめな人なのだ。ラッキーなことに、友人は彼と仲が良く、一緒にビールを飲みに行く機会があったのは、カンドーもんだった。最も、私は緊張してしゃべれなかったが。

私の図々しい申し出に、大先輩は、快くOKしてくれた。うるうる.....(;_;)
そして火曜日の朝、大寒波がきて氷点下20℃になった。待ち合わせの場所までは普通だったら10分位だが、絶対に遅れてはならないので、1時間前(4時)に出た。スリップしやしないかとどきどきしながら、おそるおそる運転していった。

To be continued.....


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2008年1月25日金曜日

極寒の地!?ボールダー


クリスマス以来、雪らしい雪も降らず、0℃前後の過ごし易い日が続いていた。まさかこのまま冬が終わるとは思ってはいなかったが、寒さにもだいぶ慣れてきた。

日曜日は急に冷え込み、夜にはついに雪が降ってきた。
月曜日は一日中雪で、氷点下5-10℃位だった。

よりによって、空手の道場の寒稽古が月曜日から始まり、朝4時起を余儀なくされた。
火曜日は、なんと氷点下20℃まで下がった。
風がまったくなかったので、外に立っていても動いていれば耐えられないほどではなかった。もちろん、バッチリ防寒していたが。でもじっとしていると、地面から凍りつくような冷気がじわじわと感じられ、そのまま足元から凍ってしまうんじゃないか、という感覚はちょっと怖かった。
まだ日が昇る前の空は、キーンとしている。満月がとてもキレイで、星がくっきりと光っていた。

ひとつわかったことがある。
私の考えていた”雪になる寒さ”は、雪が積もり、つららができ、窓や道路が凍りつく、とにかく”凍る”ということ。
しかし、ここボールダーでは、その超乾燥した空気は、雪が降ってもまったく水を含んでいない。
雪はまるで、片栗粉そのもの。
車にかぶった雪も、ふっと吹くと飛んでいってしまう。
道路も、もはや凍らない。
あまりにも乾燥していて、気温があまりにも下がると、もはや凍らないのだ!
これは、初めての経験だった。

青森に住んでいた友人は、青森では寒稽古で、雪の中をはだしで走っても大丈夫だ、と。
でもボールダーでは、”危ない”と。

外に立っていると、鼻の中が凍ってしゃりしゃりしてくるのがわかる。
涙を流したら、きっとすぐ凍ってしまうだろう。実際、お湯をまいたら、あっというまに凍ってしまった。
日曜日に買った、アルパカ100%のマフラーと手袋が大活躍!です。
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2008年1月22日火曜日

超巨大!アウトドア ワールド (゜_゜) OUTDOOR WORLD その4


で、いくらなんでも銃弾は、鍵のかかった棚にあるに違いない(私の経験からは、そう)と、願うような気持だったが.....期待は見事に裏切られ、まるでスーパーの棚にチョコレートが並んでいるように、実弾がビッチリと並んでいた。(写真×10列以上)

あの、これって、人を簡単に殺せるんですけど....?と、もう、感覚鈍りまくり。(=_=)
大抵のハコはラップやシール止めはしていないので、開けれるようになっている。ひとつふたつ取って、ポケットに入れて帰ってもわからないんじゃないか、とよからぬことも考えてしまう。

んで、ショックついでにもうひとつ。
これらの銃弾は、インターネットで買えます。
し、知らなかった.......\(゜ロ\)(/ロ゜)/


ハンドメイドの高級銃器類のコレクションがあった。
このセクションは別室で、中はりっぱな応接間のようになっていて、象のみごとな牙が壁に飾ってあった。でも、捕ってもいいのか??誰かヒステリックに叫ばないのか?

そして、カウボーイハットにブーツ、ウエスタンシャツ、ピストル用のベルト、皮のカバーのついたジーンズと、まるで”荒野の7人”の西部劇から出てきたような若者がふたり。あまりにも決まりまくり。
こうゆうイデタチの人は、いくらなんでも、ボールダーでは、見ません。LAでは、もっと見ない。

何かのプロモーションがあるのかと思ったら、どーもタダの客らしい。拳銃のリペアに来ていたようだ。めずらしくて、じろじろ見てしまった。
馬に乗って来たのかも、しれない。

銃の所持を認めるとか認めないとか、よく白熱した議論をしているが、これが現実。
持ち歩いていいかどうかは別として、こんな事実を目の当たりにしたら、持ってなきゃ、ウソ。
”自分の、または家族の身を守るため”という大義名分の下にね。
私は持っていない。
”欲しい”というより、”持ってなきゃ不安”という気持にさせられた。

こういう店って、実はすごくアメリカっぽいんだろう。
でもボールダーでは、絶対にありえな~~ィ。

(^○^)これまでのエピソードはこちら....。

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2008年1月21日月曜日

超巨大!アウトドア ワールド (゜_゜) OUTDOOR WORLD その3


この店の中で、一番充実していたのは、ハンティングのセクション。

アーチェリーが所狭しと並んでいた。
縦のタイプと、クロスボウ(ヨコにして撃つやつ..これはちょっと危ないような、でもよく当たりそう...)
弓と、手袋、ターゲット等々。意外と値段が高い。
シューティングのコーナーもある。

これはいいとして......

ビックリしたのは、その銃器類の多さ。

ライフル、拳銃、ショットガンが、30m位?にわたってずらりと並んでいる。(写真の10倍位の長さ)
その種類の多さといったら!!(@_@;)

銃器類の専門店でも、あんなに並んでいるのを見たことがない。そして、大抵、見せてもらおうと思っても、係りの人は少なく、扱いがとても厳重で(当然だと思うけど...)鍵を開けたり、いちいちしまったり、もったいぶっていて、時間がやたらかかる。

しかし!!
ここでは、セールスの人も多く、とてもナイス。次から次へと色んなものを見せてくれる。
もちろん、ライフル類はカウンターの向こうの壁側にあり、ワイヤーでつながれているので、その鍵をはずしてもらって、手渡してもらう。人に向けてはいけないのは当然だが、構えてみたり、説明してもらったり...

短銃類は、ケースの中にあるので、もちろん係りの人に言って、とってもらう。
しかしまあ、よくもこれだけ種類があるもんだ、と感心するくらい多かった。

そしてそして!!!
なあ~んと、ショットガンは、自由に手に取って見れるのだ!
もちろん、ワイヤーでつながれているし、引金の部分はストッパーが付いているが.....

最初、遠くから見たとき、みんながワイワイしながら自由に手に取っているので、おもちゃのライフルのセクションがあるのかと思った。
トンでもなーい。
おとうさんがコドモに、持たせてあげてる。なんとなく、空オソロシイ気もする。

鉄砲類は、一家に一丁が、アタリマエなのか???やっぱり(・_;)

    To be continued....

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2008年1月18日金曜日

超巨大!アウトドア ワールド (゜_゜) OUTDOOR WORLD その2



遊園地みたい、と思うだけあって、子供連れの客が多い。その辺の剥製の前で、巨大水槽をバックに、または滝の途中で、記念写真を撮っている。
ロッククライミングの岩もあるので、そこによじ登ったり、シューティングのゲームをしたり、サンドバギーに乗ってみたり.....遊べる、遊べる!

また、ワークショップが充実していて、毎週末、何かしらある。そして、そのほとんどが無料!
例えば........

①バスキチガイのための大学?!Bass Madness University (16回~)
 バス釣りのプロ中のトッププロが、ずらっと一堂に集まりセミナーをする、という好きな人にはもう、たまんないほどの豪華イベント。これは$99.95.



②ハンティング(39回~)
 ハンティングをする人のために、基礎から教えてくれる。セットアップの仕方、適した鉄砲の選び方、双眼鏡の使い方、ハンティングができる場所、等々。
アーチェリーの使い方。これは、初心者から、エルクの撃ち方も!
ライフルの使い方と、イノシシの撃ち方。がちょう、鴨の撃ち方。

③フィッシング(73回~)
 マス釣りのしかた。これは、水槽を使ってデモンストレーションしてくれる。また、コロラド州内の川、渓流で、どこがポイントかも教えてくれる。
アイスフィッシングのこつと、テクニックの解説。ルアー、リールの使い方、ジグやスプーンの作り方。

④フライフィッシング(8回~)
 毎週火曜日にある、無料のセミナー。登録が必要。フライフィッシングに関するノウハウ、必要なギアと、その使い方をレクチャー。女性だけのクラスもある。

⑤マリーン(72回~)
 GPS,魚群探知機、水中カメラの使い方。また、アイスフィッシングのための、探知機、カメラの使い方。

⑥その他
 アウトドアに必要なギアの紹介とその使い方、今何が一番ホットか、最新情報。

んんんん......充実しすぎ!(@_@;)

     To be continued......

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