2008年1月27日日曜日

国際松涛館空手道連盟デンバー道場 寒稽古 その1


空手の道場の寒稽古が始まった。
月曜日から土曜日まで、朝6時から7時までだ。

LAの道場でも寒稽古があった。同じ朝6時からだったが、近くに住んでいたこともあって、5時20分に起きれば十分間に合った。最大の違いは気温。LAの冬はちっとも寒くない。20℃位は余裕である。

しかし、ここではまさに”寒”稽古だ。
ボールダーからデンバーの道場までは約55㌔、1時間はかかる。4時起だ!もし天気が悪かったら、あーもうどうする?どうしよう!

初日、月曜日。
祝日だったこともあって、53人が参加。この人数はスゴイ。道場は足の踏み場も無いくらい?!
矢口豊先生から「寒稽古の目的は、強い精神力を鍛えること。だから、途中でつらくなっても、最後まであきらめるな!やり遂げろ!」と力強い言葉を戴く。

あいにく雪が降り始め、火曜日の朝の運転がとっても心配だった私は、ボールダーに住んでいる先輩に、ずーずーしくも相乗りをお願いした。先輩はなんと、元USAチャンピオン。まだ初心者だった私は、彼の形を見て、雷に打たれたようなショックを受けた。長身で細身の体は、鞭のようにしなやかで優雅に動き、それでいて実に力強い。未だに、彼を越える形は、見たことが無い。

言ってみればこの先輩は、ずーっと雲の上の人で、憧れの存在だった。その先輩が、同じボールダーに住んでいる、と知ったときはビックリしたもんだ。知る人ぞ知る、ロッククライミングのエキスパートでもある。あの体形、あの運動神経、納得。
そんなスゴイ人なのに、偉ぶったところが無く、とっても控えめな人なのだ。ラッキーなことに、友人は彼と仲が良く、一緒にビールを飲みに行く機会があったのは、カンドーもんだった。最も、私は緊張してしゃべれなかったが。

私の図々しい申し出に、大先輩は、快くOKしてくれた。うるうる.....(;_;)
そして火曜日の朝、大寒波がきて氷点下20℃になった。待ち合わせの場所までは普通だったら10分位だが、絶対に遅れてはならないので、1時間前(4時)に出た。スリップしやしないかとどきどきしながら、おそるおそる運転していった。

To be continued.....


(~o~)その他の寒稽古のエピソードはこちら.....その1その2その3

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