昇段試験も、後は自由組手を残すだけとなった。
今までの出来がイマイチだと思うなら、これで根性みせないと、後がない。
試験の自由組手は試合と違って、ポイントを取るだけではなく、技を見せないといけない。
待って待って一発だけ、というやり方だと、「もっと技を出すように。」と注意される。
だからと言って、むやみやたらと技を出すのも考えものなのだ。
間合やタイミング、有効な技を選んでかけないと、「わかってない。」って事になってしまう。
最初の相手は、10代の弐段を受けた女の子。
試合ではまだ使えてない、逆突の連突をかけたり、飛込んで上段突をかけたり積極的に攻め、ちょっとだけ自信回復。
時間制限はない。先生が「やめ。」と言うまでやる。
「一体、いつになったら終わるの?」途中めげそうになりながら、何とか気力で乗り切った。
でも先生にはばれてるだろうな......
うう~~~、疲れた。
息が異常に上がってる。
もう一度呼ばれた。
相手は道場メイトのローリースー。
とにかく技を出す。
動きが鈍い。でも休めない。出し続けないと!
やっと「やめ。」がかかり、「はい、これで全部終わりです。」
あ~~、やれやれ、終わった終わった。
まずは良しとしよう。
先輩たちが、「とても良かったよ。」と言ってくれる。
「でも間違えちゃった。」「ん~~~、大丈夫だよ。自分で思ってるより、出来は悪く無かったよ。自信持ちなよ!」という微妙な答え。
気持を試合モードに切替えなければいけないが、その前に審判をやる事になっている。
少しの時間を見つけて、サンドイッチはぱくついた。
審判は神経を使う。
『お願い、ちょっと休ませて~~』
と言う願いも虚しく、ず~~と出ずっぱりだった。
すると、別のリングでシニア女子のコールがあったらしく、先輩が呼びに来て、審判を変わってくださった。
『ひ、ひえ~~~、心の準備がッ!!』
あわてて行くと、リングの責任者であるゴードン先輩が、「フラッグシステムはなし、ポイントのみで行います。PICOは一番最後だから、その間ウォームアップしてるといい。」と説明してくださった。
いつも完璧に事が進むとは限らない。
身体の準備は出来ているはず。
後はマインドコントロール。瞬時に切り替えられるように、こっちも鍛えておかなくちゃ。
あたふたしない!
ど~~んと構えて、自信満々にやったろーじゃん!......間違えないように......
To be continued......
☆ISKFマウンテン地区春季トーナメント2012 ①速報、②オーバートレーニング、③頭が真っ白...、④昇段試験の組手、⑤4回目の総合優勝、⑥四段
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