2014年3月12日水曜日

メキシコ #5. 赤ちゃんカメの放流


赤ちゃんカメを手に載せてもらったところ。
ちょっぴりビビったので『落としちゃだめだよ』と
手で支えてくれた。
メキシコのリゾート地、プエルト・ヴァヤルタ Puerto Vallarta のリポートです!

#2.で『亀ちゃんのアクセを買った』と書きましたが、これには訳があるのです。

プエルト・ヴァヤルタ では自然保護に力を入れていて、赤ちゃんカメを海に放すイベントがあったのです。

この海岸に亀が産卵に来るので、それを見たいとフロントに頼んでおくと、産卵の時起こしてくれるのだ。大体朝3-4時頃だそうだ。残念ながらお母さん亀は来ず立ち会えなかったけど、赤ちゃんカメの放流に参加した。

あたりが薄暗くなった夕暮れ時、20人位が横並びになって係員から説明を受けた。
力強いストロークにびっくり。これから放します。
フラッシュは絶対たかない事、亀を落としちゃいけないよ、指示があるまで放さないで、等々。
亀ちゃんたちはプラスチックの大きな容器の中にたくさん入っていて、ガサガサ元気よくもがいていた。

まず手に砂をつけ少し湿らし、手を開いて待っていると係員が順番に赤ちゃんカメを手に載せてくれた。
実は私、亀なんか触ったことない。どんな感触がするのかわからないので結構ビビッていた。思わず手を引っ込めてしまい係員に『HEY, C'MON!!』と言われちゃいました。(^^ゞ

手のひらの上のカメちゃんはとても小さく、長さ5センチくらい。
落とすと大変なので甲羅を掴んで少しだけ持ち上げると、前のひれをガシガシとプロペラの様に回して前に行きたがった。
うほー、すごいパワーだ。でももう少し待ってね。
海に向かって一直線。感動的な光景(WEB画像より)

この前ひれは体の割にはとても大きく、オールの様に回転して推進力が凄い。水の中では簡単に進むだろうな。

『では放してくださ~い!』の指示の後、亀ちゃんを静かに砂浜に下ろす。

するとみんな、一目散に海に向かってよたよたと、でも力強く進んでいった。
中には違う方に歩き始めちゃう子がいたけど、軌道修正してあげると海に向かっていった。

そして、打ち寄せた波にのって海の中へと帰って行く。

よたよた.....でも力強い。(WEB画像より)
この時は私たちは見守るしかできず、一発で上手に波に乗れる子、なかなか乗れないコがいて、祈るような気持ちで全員海に入るまで見守った。

何という本能だろう。
生まれたばかりで何も知らないはずなのに、海に向かって一直線だ。
この光景はとても感動的だった。
あんなに小さいのにお母さんもいず、誰も何も教えてくれず、誰にも守られず、たったの一匹で大海原に帰っていくのか。

一体どこまで行くんだろう?あの小ささなんだから、海は宇宙より広く感じるんじゃないか。

小さいけど甲羅は堅かった。(WEB画像より)
兄弟たちとは助け合うんだろうか。何を食べるんだろう?どうやって眠るの?
こんな事を考えていると猛烈に泣けてきてしまった。

今でも時々考える。
どうしてるかなー、元気でいるかなー、大きくなったかなー。
私のカメちゃん、いつかまた会いたいね!
大きくなって私をのせて泳いでね!!

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To Be Continued.......


 
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