日本空手協会総本部道場 その2.全国大会覇者、栗原選手

どきどきしながら待っていると、ぽつり、ぽつりと練習生が入ってきた。

きちんと挨拶をし、「初めてなんです」と軽く自己紹介。
茶帯の彼曰く、「今日は暑いから、あんまり人は来ないかもね。こないだなんか、二人しか来なかった。」

えッ！！たったの二人？？
なななんて贅沢な！！
とはいえ、我がデンバー道場でも、矢口先生と生徒二人、まるでプライベートレッスンという、超ラッキーなこともあった。

でででも、そんな事になったらどうしよう、と、緊張は高まるばかり。

結局集まったのは、子供を含む6人。
そして登場したのは、栗原一晃先生。
思わず「あッ！栗原一晃だ！」と言いそうになってあわてる。
栗原先生は6月末に行われた、内閣総理大臣杯　第53回全国空手道選手権大会の、個人戦形の部で、見事優勝！！をされたばかりなのだ。
2009年第52回大会、栗原選手『壮鎮』ここをクリック！

同じ茨城県出身。しかも、出身高校は実家の目と鼻の先。奇遇だなー。
休憩時間にその事を告げると、びっくりされていた。
「へぇー、ずいぶん近い方なんですねー」とおっしゃっていた。

ううう、うるうる。
感激です。

総本部道場での始めてのクラスは、緊張の中に終わり、頭真っ白でほとんど何も覚えていない...
この長い床の雑巾がけが終る頃にはもう、どっと疲れが出て、さっきの茶帯さんに「すっごい緊張しちゃった！！トーナメントに出てたほうが、よっぽどラク」と、思わずこぼしてしまいました。

彼は「多分6時からのクラスには、もっと人が来ると思うよ。じゃ、がんばってね！」と言って帰っていったのでした。

To be continued......


('_')日本空手協会総本部道場その他のエピソード。その1、その2.全国大会覇者、栗原選手、その3.憧れの川和田先生、その4.腰を切る！、その5.小倉先生の特別形クラス！、その6.日米空手事情、感謝の気持ち、その7.日米空手事情、道場マナー、その8.日米空手事情、伝統


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