2011年3月1日火曜日

フレンドシップカップ 2011 ☆5. 武者修行


さて次は問題の組手。
長身の道場メイト、ローリースーとの一進一退の攻防。

WKFルールで行われたこの試合、ISKFでは『抜けている』になるのだが、肩に突きが入っても「一本!」
これで3点取られた。ちょっとアセル (・。・;

『試合』のテクニックとして、『審判がわかるように技を掛けなければいけない』というのがある。
あまりこれにこだわりたくないが、実際問題、審判が旗揚げてナンボなので、考えない訳にはいかない。それにとらわれてはいけないが、戦略のひとつだ。
特に私のように小柄で手足が短い場合は、近い間合からの逆突きは見落とされやすい。

この試合の様に、主審があまり動かず離れた所で見ている場合、主審の反対側の中段突はポイントになりにくい。たとえすぐ横にいた副審が旗を揚げても、主審の判断で『取らない』になる事も多い。

終了10秒前、得点を見ると7-5で、2点負けてる。これは蹴りしかないと前蹴を入れ、2点もぎ取った。そして試合終了。同点のはずが7-6で相手の勝ち、と判定された。

ISKFのルールでは、原則として選手が抗議することは許されていない。が、この時はダメモトで、ちょうど主催者の先生がこのリングの監査役として座っていらしたので、あくまで丁寧に「同点のはずですが?」と抗議してみた。
するとすぐスコアを調べなおして下さり、2点だったはずが1点しか加算されてない事を確認(スコア係りのミス)、再試合となった。
「申し訳ありませんでした。言ってくれてどうも有難う。」と逆に感謝されたのには少し驚いた。

そしてすぐ再試合となった。
しかしここでさらなる疑問があった。本来なら再試合となる前に、8点に満たない場合『判定』があり、勝敗を決めるか再試合になるか主審と副審で決めるのだ。この時のように、判定なしでいきなり「じゃ、再試合ね」とはならないはずだ。
特に相手が場外を2回して注意をもらっていたので、判定ならこちらに有利だった。(場外3回で失格)

「そういえば、判定ってなかったな。」と気がついたのは試合が終ってからだったので、これは抗議していない。あーでも、気がついた時点で言えばよかったかな?

再試合は、先に点を取った方が勝ち。
私の中段回し蹴と、彼女の突きがほぼ同時に入った。
自分の左側(蹴ったのは左足)の副審は私に旗を揚げている。他の副審はわからない。
だが主審は彼女の方に手を上げ、万事休す。残念だが負けてしまった。

組手の内容は良くなかった。
得点を意識しすぎ、技に集中できなかったのと、間合を詰めて見切るタイミングが取れなかった。

ただ、何となく不公平感はある。
私に有利な判定ももちろんあっただろうから、おあいこなんだろうし、どっちみち自分の空手をやるしかないのに今日はそれが出来なかった。だからまた練習して、次はもっとがんばる。
だから審判も目を肥やして欲しい。

他のリングを見ていても、明らかに青なのに赤の手が挙がったり、??の判定は何回かあった。
自分もDランク審判員を持っているので、審判が難しいのはわかる。
でも選手達は必死なのだ。
この日のために毎日稽古しているのだから、審判も必死に稽古して欲しい。せめて判断以前の基本ルールは体に叩き込んで欲しいデス。

最後に出場選手全員に、賞状が手渡された。
ちゃんと名前も入っているし、『武者修行』と漢字で大きく書いてある。

あはっ。
つい笑みがこぼれてしまいました。
やるなー、ブドーカン。
楽しかったです。どうもありがとう!!


(^O^)フレンドシップカップ 2011 その他のエピソード☆ 1. 出場直前に、アセル...2.空手は武道、試合はスポーツ3.出番です!4.形は堂々と!5.武者修行


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