日本人としての誇り

日本を襲った大地震と津波は、アメリカでもトップニュースで連日放送されています。
助かった方々の、その瞬間の生々しい話は、涙なくして聞くことができません。
アメリカでも、”HELP JAPAN”　の特集が組まれ、レッドクロス（赤十字）が義援金を呼びかけている。

全世界からも救援の申し出がたくさん出ている。
あるスモールビジネスのネットワーク上には、災害で住む場所がなくなってしまった人たちに、住居の申し出がたくさんあった。ローマのあるホテルのオーナーは、「100家族受け入れ可能。無償で提供します。」とメッセージを出していた。

そして、未曾有の非常事態を間近に見て絶賛されているのは、日本人の秩序ある行動。
アメリカ人曰く「こういうパニック状態になったら絶対、暴動が起こり、略奪と強盗が後を絶たない。店の開店など待たず、窓を壊し押し入って物を奪う。日本人はそれを全くしない。何時間でもきちんと並び必要な物を買い、じっと我慢してる。これはこっちでは考えられない。素晴らしい事だ。自分たちも見習わないといけない。」

日本人にしてみれば、非常事態だからこそ皆で助け合い、秩序を保ち、落ち着いて行動しなければいけない、というのが常識とされる。
そう頭ではわかっていても、自分自身はこんな非常事態を経験した事がないので、実際に直面したらどうなるか自信がない。
でも被災者の皆様はそれをやってのけている。

これは素晴らしい事です。
同じ日本人としてとても誇りに思います。

今回の大災害は全世界に放送され、全世界の人々がその悲惨さを目にし、その後の日本人の秩序ある行動を尊敬し、感動していると思います。

世界中の人々が祈り、そして応援しています。
がんばれ日本。


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