自然に囲まれたハイテクな街、ボールダーをベースに、新しいビジネスが始まった。
その名も、モカペイMOCAPAY....Mobile Cash Payment.
キャッシュやクレジットカードの代わりに、携帯(セルフォン)のプリペイドアカウントにアクセスして、支払いができる、というシステム。
具体的にはこんなかんじ。
1.ジョー君がコーヒーショップで、ラテをオーダーした。
2.そして、モカペイにテキストメッセージで、暗証番号(PINナンバー)を送る。
3.すると、モカペイからコンファメーション・コードが送られてくる。
4.このコードを、コーヒーショップのキャッシャーに伝える。
5.おいしいラテを、いただく。
......と、言う訳なのだが、日本ではこういったサービスは既にあるので、「な~んだ」と思うかもしれない!でもでも、アメリカでは新しいビジネスコンセプトなのだ!
考えてみれば、十数年前、初めて”携帯電話”が出てきたとき、確かにアメリカの方が進んでいた。それが、システム、機能、デザインの軽薄短小さ等々であっという間に日本に追い越された。
でもおもしろいことに、日本のファッション誌で、モトローラーのレイザーMotorola RAZR が、トレンディだ、と紹介されてるのを見たことがある。レイザーはもうアメリカでは、出てから3年位たつ。珍しくもなんともなく、誰でも持ってるものなのだ。
話を戻して、再びモカペイの話題。
現在、ボールダーでは、240以上のビジネスで、モカペイを使うことができる。2008年には、全米進出を計画している。スーパーではきっと、利用者が増えるだろう。
モカペイの利用者は、サインアップするときに、何らお金はかからない。店舗側は、モカペイの利用があったとき、19セント払う。これは、クレジットカードのフィーよりずっと安い。
ボールダーでは、5,000人以上がこのサービスを利用しているが、まだあまりポピュラーではない様だ。
モカペイのターゲットは、テキストに長けてる、12-30歳。中でも特に、コロラド大学の学生にフォーカスしてるらしい。それでも、プリペイドなので、親としても管理がし易いし、お財布を持たないで夜、遊びにいけるなんて、気楽でいいじゃん!!!......と、いうことです。
BOULDER MAGAZINE WINTER/SPRING 07-08より抜粋
EXCELLENT POSTS!!!
返信削除どーもありがとうございます。
返信削除確かに、携帯はどっちにしろ持ち歩くので、これ一個で用が足りれば便利なんだよな~、と、常々思ってました。実際に使っている人、モカペイをとっている店、にはまだ遭遇したことがないんだけれど、もしいたら、突撃インタビューしてみます。
ぴ