2013年1月11日金曜日

第2回国松空連世界大会 ISKF WORLD SHOTO CUP 2012☆14.矢口マジック炸裂!

一般男子団体組手決勝の動画
カナダ vs オーストラリア 優勝オーストラリア
両チームとも190センチ台がずらり、の大型チーム同士の対決


一般女子個人形 
1位ヨーコUSA、
2位トレーシーAUS、3位クリスタルCAN
さて、アメリカのエース、ヨーコちゃん。
決勝での彼女の形を見てると、予選の時とは明らかに違う。
体調が戻ったのもあるだろうけど、ビシビシ決まり、見事優勝をかっさらった。

一体何が起こったのかな、と考えていると矢口先生が、「昨日彼女にな、聞いたんだよ、一つだけ言っていいかって。そしたら彼女、お願いしますって言うからさ。ターゲットを追わなきゃダメだって言ったんだよ。的がばらばらだったからな。中段は中段、上段は上段、的をはずすなって。」

............はぁ~、矢口マジック炸裂です!

金メダルをかけて下さった
フィールド先生
たった一言でこんなにも変わるもんなのか。
もちろん彼女になら出来るとわかっているから言った言葉ではあるけれど、必要最小限の言葉でポイントを言い当て(しかも特別な事ではなく超基本)、がらっと変えてしまう。

これぞ指導の理想です。

そういえば数年前、サンタモニカのフィールド先生が仰っていた。
やはり世界大会に行った時、女子の団体形チームが悪くないけどイマイチだった。そして矢口先生が何か一言二言アドバイスしたら、がらっと良くなったと。一体どうしたらあんな事ができるのか、大層驚いていた。

うう~~ん.........

形で2位になったオーストラリアのトレーシーもかなり上手だった。当然っすけど....。タイミングもいいし技も切れてるし正確。稽古もやり込んでいるのが良くわかる。美人だし態度もきびきびしていて見ていて気持がいい。でもその割には得点が伸びない。

一般男子団体形
1位アメリカ、2位オーストラリア、3位カナダ
どうしてなのかわからず、「どこがいけないんですか?」と考えあぐねて矢口先生に質問したら、「彼女は肩が開いちゃうんだよ。動く前に。あれは指導者が言ってあげなくちゃいけない。ま、指導者の責任だな。」とサラリと仰った。

ほぉ~~~。

一言でスパッと言い当て、瞬時に納得させてしまう。

もう......究極.........


To be continued.....

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