2008年3月20日木曜日

押忍!空手部 当日編 その1


矢口豊師範のデモを見てみよう\(^o^)/

5時に起きて、一応お弁当の用意をする。
食べる時間はないかもしれないが、長丁場なのでとりあえず持っていく。他に、チョコレートやクッキー、りんご。忘れずにアミノオール、これをとるときは、ミルキーも一緒に食べるので、それも。

1時間ほど早めに着いたので、リングを作る手伝いをした。長さをはかってテープを貼ったりするのだ。3面あるので、けっこう大変。

終わったら空手着に着替え、登録を済ませて、ウォームアップを始める。体が良く伸び、なんか調子いい。気力も十分!良かった!
初段から3段まで、受ける人は20人位。みんな凄い気合だ。彼らからオーラをもらい、集中を高めていく。

いよいよ私たちの番。
名前を呼ばれ、「押忍!!!」とでかい声で返事をする。もうじたばたしない。ベストを尽くすだけ。

最初は、自分の得意形、壮鎮をする。これは、とても重厚で、力強い形だ。”不動立ち”という、立ち方の名前そのもので、どっしりとした安定感が要求される。ふらふらしたら、全然ダメ。
例の苦手な横蹴りの部分。あせらないようにゆっくりと、しかし流れを止めずに、確実にこなせた。.....あ~~よかった(^_^;).....結構良かったなーと、自画自賛。

次は、先生が形を選ぶ。”抜塞大”だ。壮鎮とは全然違うタイプの、シャープな形だ。瞬発力や、腰の回転のキレが要求される。多分言われるだろうなーと思って、練習しといて良かった。

さて次。問題のコンビネーション。
先生に教えてもらったそのままで出る、とはもちろん全く思ってなかった。が、それを基にして、足のさばき方がビミョーに違ったり、ステップバックしなければいけなかったり、追い突のはずが逆突になってしまったり、難しかった。
一緒に受けた人も混乱してる様子。ふたりとも違う足が前になっていたりして、一体どっちが正しいのかわからない。とっても不安を残したまま終わってしまった。(;_:)

最後は、自由組手。
2回やった。ふたりとも背が高く、手足のリーチが私の1.5倍位ある。サイドにシフトしたほうがいいのは分かってるけど、真っ直ぐ突っ込んでってしまうのは、猪突猛進な性格のせい??
腰が引けてしまったら終わりだ。コワイ、と思ったらよけいコワくなる。当たって砕けろだ、ええ~~~いい!!と、蹴りだ、突きだ、と相手にかましたのだった.....

   To be continued....


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2008年3月18日火曜日

押忍!空手部 前日編


さて、空手の昇段試験&トーナメントは、泣いても笑っても明日。
練習は十分、準備万端.....の、はず(>_<)
今日は、軽く練習して最後の調整をし、あとはリラックスして疲労を少しでも軽減することが一番。

連日の練習と緊張で、体の疲労度は、そろそろ限界。
なんたってもうトシなんで(40代後半....とだけ言わせてね(~o~)!!)疲れがなかなか抜けない。
1月から、ハイキングにも行かず、ジムにもご無沙汰だ。残念ながら、行くとがっくりと疲れてしまうので。
この1ヶ月で、体重が3キロも減ってしまった。私は背が低い上に、リーンなので(6パックもあるよ!)3キロ減はちょっとキツイ。そりゃー疲れるわな。

いつもは気分でしか摂らないサプリメントも、さすがにまじめに摂った。
マルチビタミン、ビタミンC、COQ10、関節系にいいグルコサミンは、マスト。
練習前には、アミノオールかBCAA、練習後には、グルタミン。
これにプロテインパウダーを摂れば完璧なんだろうけど、どろっとしたものを飲むのが苦手なので摂らなかった。そのかわり、できるだけ食べるようにした。

この日は、私はとても機嫌が悪かった!
もう、自分勝手になりまくり,「地球は私を中心に回ってる、なんかモンクあんの!!??」状態。
最後の調整をしたいから、後半はひとりでやらせてね、と頼んだのに、忘れてんのか、我関せずなのか、なかなかはずれさせてもらえない。我慢できずに、自分で申し出る始末。ここでまず、怒。!<`ヘ´>!

練習時間は2時間のはずなのに、2時間たっても、待てど暮らせど終わる気配なし。
彼らも明日の試合に出るので、熱心なのは結構なこと。だがッ!!!

2時間半たった時点で、もう付き合いきれない、コンディショニングは自分の責任、とばかりに「悪いけど、わたしゃもう帰る」とさっさと帰ってきてしまった。んでまた怒怒。!!<`ヘ´>!!

明日は5時起きだっつーのに、もう9時近い。
とにかくカーボアップ!パスタを茹でて食べる、食べる。

何とか10時半にベッドにもぐりこんだ。(-。-)y-゜゜゜


To be continued......


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2008年3月17日月曜日

押忍!空手部 前々日編


国際松涛館空手道連盟マウンテン地区International Shotokan Karate FederationISKF,Mountain State Region(MSR)の、スプリングトーナメントと昇段試験が、先日行われた。

私は、3段の試験と、黒帯女子の組手と形にエントリーしていた。
スプリングトーナメントは、毎年開催されているが、コロラド州近辺(MSR)のみなので、出るのは初めて。ボールダーに越してきてから、楽しみにしていた。しかも今回は、段試験というおまけつき。

1年近く前から、3段を頭に入れて練習してきたとはいえ、そのときが近づくといやでも緊張する。ましてや、あと1ヶ月、1週間と秒読み段階に入ると、気分はもう”まな板の鯉”状態で開き直りの極致。
それぞれの昇段試験を受ける道場メイト達と、励ましあってきた。
稽古前には必ずBCAAを取り、集中力を高めた。

”あしたのジョー”を全巻完読し、闘争心をかき立て、戦闘モードをオンにする。こうでもしないと、ふにゃ~っとなってしまう性格なのだ。人と争うのはあんまり好きじゃないんで...

あさってが本番だというのに、テストをする本人である矢口豊先生から「これとこれとこれは、ピシッとできないとま、無理だな」と言われ、あわてて練習する私。(・_・;)

試験では必ずする、そしてトーナメントでも決勝ラウンドでする自分の形、壮鎮。もう何年も練習してるのにどうしても苦手な動きが1箇所あり、爆弾を抱えてるような気分だった。先輩方にいろいろアドバイスを受け、先生にもかなり直されたのに、まだしっくりこない。”うまくいったらラッキー”てな感じだった。
で、最後の最後になって原因がわかったらしく、練習が終わった後、「ちょっとこっちに来い」と、先生に呼ばれた。その時、先生の顔に”焦り”の色が(ちょっぴり)あったのを、私は見逃さなかった。(+_+)ひ、ひえ~~

「あー、だからだったのか」と、目から鱗でボーゼンとする私。
.......何のことはない、この苦手な部分をさっさと終わらせたいばかりに基本を無視し、省略していたため墓穴をほってたのだ。だから出来るとき(きっと基本通りにやっていた)と出来ないときがあったんだ。なにごとも基本、壁にブチ当たったら基本に戻るべきですな(-"-)......

「できないんじゃない、できないはずはない、できるんだ、やってみろ!!!」
「オ、押忍!!」
もう選択の余地はない。これがキーポイントだろう。受かるか受からないか、これが出来るか出来ないかにかかってる。    

と、まあ、こんな感じで刻々と試験&試合の日は近づいていったのでした。


To be continued....


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2008年3月7日金曜日

ボールダーと尺八


ボールダーと尺八。
一見、なんのつながりもないように見えるこのふたつ。実はどちらも、禅の精神に通じてる。

以前、平岡先生のホームコンサートに行ったとき、尺八の人が10人位集まってた。しかも、日本人はゼロ。
先生はアメリカ人。もちろん日本で修行した方。ピシッと着物を着て、当然の如く日本語ぺらぺら。

あの、摩訶不思議な尺八の譜面を、読めるようになるまでが大変なんじゃないか、といらぬ心配をしてしまう。実際、私が見てもちんぷんかんぷんだ(..???

ボールダーの山と、尺八の音色が、なんとも不思議に融合して独特な雰囲気をかもし出している。
ほんとにこの土地は、ちょっと俗世間を越えた、精神世界的なものが似合うところだ。

*******        
突然ですが、明日、空手の3段の試験を受ける。練習は十分、やることはやったはず。あとはいかにして、リラックス&集中するか、だ。
それにしても、自分が3段を受けるときが来るなんて、黒帯を取ったときでも考えもしなかった。
継続は力なり。感無量です。
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2008年3月6日木曜日

ひな祭り DOLL FESTIVAL その弐


出番が終わったあと、客席で聞いていた友人に感想を聞くと「演奏がしっかりしてて、とてもプロっぽかったよ。やっぱり平岡先生は、きっちり教えてるね」とのこと。

さて、私たちの先生である、平岡洋子先生(写真)
お琴や三味線の師匠、というと、何となく、ちょっとコワイお姑さんみたいなイメージがあるかもしれないけど、何の何の、若くてビジーン、です。京都のご出身なので、その京都弁を聞いてると、はんなりとした気分になる。演奏家として、あちこち精力的に飛び回ってます。

曲というものをどうやって創っていくか、見た目にも美しい弾き方をするには、どうすればいいか、小気味良くピシピシと教えて下さいます。
興味深いのは、空手とお琴、とても共通点があること。
腹で弾く、無駄な動きはしない、決めるところは決める、残心....等々。

おもしろいね~、さすが、日本を代表する文化だね!

話し変わって、こういったアジア関係のイベントがあると、必ずといっていいほどあるもの。
それは、毛筆で、漢字であなたの名前を書きましょう、というもの。
で、すごくウケるんだな~、これが。
この日ももちろんあった。
何人かに見せてもらったんだけど、なかなか面白い。

例えば、茶亜利、須丁波仁、露音etc....
何だか族の名前みたいだけど、みんなとても喜んでた。そして、一体どういう意味なのか、と質問される。そして、それなりに答えてあげると、「へー」とか、「ワオ!」とか言って感心し、ちょっと恥ずかしそうな顔をする。
カワイイ(^o^)

****さて、上の名前、何て読むでしょう!?

****答えは、Charley,Stephanie,,Loan...です。

(*^_^*)前のエピソードはこちらひな祭り その壱
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2008年3月5日水曜日

祝 100回 !! \(^o^)/ ボールダーをサーフィン


このブログも、ついに100件を迎えました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

始めたときは、どーなることかと思いましたが、まあ、なんとかなるべえ、という持ち前のお気楽さでここまで来たカンジ、です。

書くのはとっても楽しい。それに、書いてると、そのときのびっくりした気持や、以外に思ったこと、なんで~?と疑問に思ったこと、等々が思い出されて、とっても新鮮な気持になる。これがまた、おもしろい。1エピソードで2度オイシイってやつ?

アメリカ生活も早いもので、10数年になるんだけど、カルチャーショックは未だにざくざくある。あきない国ですアメリカは、ほんと。
それに、日本から遠く離れて暮らしていると、日本という国、日本人という人種の素晴らしいところ、よくないところ、が客観的に見れるのもとても興味深い。

日本人より日本文化を真剣に考えて、大切にするアメリカ人のなんと多いことか!
空手然り、お琴然り、尺八然り、弓道然り、だ。彼らには、日本人として自分が忘れていたたくさんのことに気づかされ、改めて考えさせられ、とても感謝している。

私が日本人と知ると、こちらに寄ってきて握手を求め「日本は素晴らしい国」「大変美しい国」「日本に行ったことあるけど、とても楽しかった。またぜひ行きたい」「日本人大好き」「I LOVE SUSHI」ETCと賛辞してくれるのは、やっぱり素直にうれしい。

それに何といっても「日本人はいいひと」という図式を作り上げてくれた先輩たちに、感謝感激雨あられ!!です。ホントに......
実際、超ラッキーなこともあったよ!愛 LOVE BOULDER POLICE 参照デス。

さてこの、「ボールダーをサーフィン」というタイトルは、どっしりと大地に足を踏みしめるんじゃなくて、風の吹くまま気の向くまま、流れる雲の様に、波に乗って漂ってるようなイメージでつけたもの。プラス、ボールダーで出来ないただひとつのものは、サーフィンだろうと。
(注)サーフショップはある。一度だけ、サーフボードを積んでる車を見たことがある。

今日は、雪。
”春の雪”なんてロマンチック。
長靴をはいて、散歩にでも行こう。
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2008年3月3日月曜日

ひな祭り DOLL FESTIVAL その壱


3月1,2日に、ボールダーの近くの、アルバーダArvadaという町で、ひな祭りDOLL FESTIVALがあった。今年で40回目、というとても歴史のあるお祭りなのです。
実は私も、お琴の演奏で出演したんですねェ~\(+o+)/

会場は、シンプソン合同メソジスト教会Simpson United Methodist Church。日系の方たちが中心になって、色んなパフォーマンスや、デモンストレーションをしました。

舞台では、お琴&尺八の演奏、日本舞踊、民謡、盆踊り(花笠音頭、ソーラン節、炭坑節)、空手、日本語学校の子供たちの歌、剣道、柔道、太鼓、弓道のパフォーマンス。

フロアでは、書道、折り紙、木目込み人形、生け花、茶道のお手前。
あとは、日本ぽいキーホルダー、お人形、絵、器、物入れETC......も売っていた。

出演者と見物人、たくさんの人が集まってとても盛況だった。

さて、我らがロッキーマウンテンサンキョクROCKY MOUNTAIN SANKYOKU、今回は、お琴3人、三味線ひとり、尺八6人という構成。曲は「新高砂」
私以外はみなさんベテランで、演奏会なんて慣れたもの。私ひとり浮き足立っていた。着物を着たのも20年ぶりで、落ちつかないったらない。

幕がするすると引かれ、神妙にお辞儀をしてゆっくりと演奏開始。
ヘンなとこでヘンな音を出さないよう、耳をダンボにして他の人たちと合わせる。
間違えても、顔に出さず、体に出さず、知らんぷりを決め込む。こういうところはずーずーしいかも。

神経が過敏になっているせいか、「あ、指の動きはこうじゃいけない。あ、肘があがっちゃった、あ、ちょっと弱いな」と、先生に注意されたところがやたらわかる。あぁぁ...こうやってみんな、うまくなっていくのね。

曲が終わり、少しの間、残心。これは空手も同じ。「あー終わった、やれやれ」な~んて顔をすぐしてはいけない(~_~)

幕が全部閉じるまでお辞儀をし、そしてやっと「おつかれさまでした!」

    To be continued....


ひな祭り DOLL FESTIVAL その弐は、こちら。

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