早いもので、アキレス腱を切ってから11ヶ月、道場復帰してから5ヶ月たつ。
そしてつい数日前、空手のトーナメント復帰を果たした。
なんと、優勝!!!というおまけつき。これには自分でもびっくり、素直にうれしかった。
7月末に行われる、恒例のコロラド州グリーリーGreely,Coloradoでの空手キャンプ。
全米各地と、カナダからたくさんの人が集まった。
1日3回の稽古をサバイバルするために、BCAA、アミノオールでスタミナを確保し、フレクサ、ライブコルで関節をケアした。
土曜日にトーナメントがあり、シニア(45歳以上)の形のクラスにエントリーしていた。
でも、足はまだ本調子ではなく、ジャンプや蹴りが満足にできない。
怪我したほうの足が軸足になると、思うように力が入らない。
ぎりぎりまで出るかどうか迷ったが、「せめて雰囲気だけでも.......」と出場を決意。
面白いもので、以前あんなに大っ嫌いだった試合独特の雰囲気が、いつの間にか恋しくなってたんですね~。
シニア形は、男女混合。女性は私と茶帯がひとりのふたりだけ。
実質、男の部に混じって出るようなもんだった。
面子を見ると、元道場仲間で2007年全米大会2位のM氏と、2008年全米大会3位のベテランがいる。
これはタフな試合になりそうだな~。
「相手なんか関係ない。自分の仕事をきっちりやるだけ。」
そう考えたら、自然と集中できた。
変に勝ちを計算しなかった、つーか、できなかった、のが功を奏したんだろう。
今のベストでできたと思う。
なんとなんと、優勝候補が途中で形を忘れて失格になるという、超ラッキーもあって勝ってしまったのです。
あー、勝負って何が起こるかわかんないんだなー。
あきらめちゃいかんっすよ。ホント。
最優秀選手賞 をとったときは、うれしかったのと同時に、責任を果たした、という安心感もあった。
今回の優勝は、復帰の手ごたえがつかめ、しみじみと静かにうれしい。
しかし!!
あとでビデオを見たら、欠点が嫌というほど目に付いた。
ふぎぃ~、まだまだこれから、今のレベルで満足しててはイカンのだ!!
日々精進。
初心に帰るのを忘れずに。
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