組手。言わずと知れた自由組手。
オンナ同士の熱い闘いが始まるのだ。
ISKFは、寸止めルール。上段への蹴りや突きはOK。
パッド入りのグローブと、マウスピースはマスト。
ヘッドギア、胴体や脛用のプロテクターは、基本的にはつけない。至ってシンプルなのだ。
これは1985年全日本空手選手権大会の組手の決勝戦。この辺になると素手、マウスピースなし。前歯が飛んだのを見たこともある。
道場では“自由組手の練習”というのはあまりやらない。
基本技、応用技、形の練習の中で、タイミングのとり方を身につけ、連続技を学び、スピードアップを図る。
矢口先生がいつもおっしゃる「特に体の小さい者は、早く相手の懐に飛び込み、自分の間合いを取る」こと。
それには、飛び込む勇気と、「見切る」ことが必要。
ここで言う「見切る」という意味は、「相手の動きを見極める」と説明したらいいだろうか?
相手が身体的なモーションを起こす(例えば突きを打つために腕が動き始めた等)前に、ちょっとした空気の変化や、筋肉がピシッと締まったなどの雰囲気を察して、懐に飛び込み、相手に技を掛けさせない。先の先の感覚か?
相手の技をただ単に「予測する」のとはちょっと違う。
あくまで、どんな技が来るかを見極めないといけない。
と同時に、自分のしてほしい技を相手にさせる、「さそい」も大切。
これは、テニスでは良くやりますね。ここ打って、こう打たせて、はい、待ってました!パコーン!てやつ。
そして、一瞬の隙をついて飛び込むので、タイミングはもちろんだが、思い切りのよさが重要な鍵となる。
いくらタイミングが良くても、中途半端では餌食になりに行くようなもんですから。
同時に、受け技の重要性。
「俺は、どんな技が来てもブロックできる。だから、ちっとも怖くない」(矢口先生談)との事です。
もうひとつはスピード。
「無駄な動きを省く」のが、スピードアップ(要するに、技が始まってから終わるまでの時間を短縮する)の大前提であり、誰でも出来る事なのです。
無駄な動きがない、すなわち何の前触れもなくなく技を出せる人が相手だと、後手後手になってしまい、苦戦を強いられる事になる。だって、どこから何が飛んでくるのかわからないからんですから...相手の間合いでやらざるを得なくなる。これは苦しい。
だから、常に自分が主導権を握ってる組手が目標、なんです...ケド...ね...
なかなか難しいっす(-_-;)
To be continued....
(^.^)ISKF マウンテン地区春季トーナメント、その他のエピソードはこちら。①完全復帰に向かって、②サプリ様々、③試合開始!、④出番です、⑤平安形の熱い戦い、⑥形で優勝(*^^)v、⑦組手の極意(-"-)、⑧最優秀選手賞
***サプリ一口メモ***
疲れ目にはこれ。ビルベリーエキスBILBERRY EXTRACTは、現在、アメリカにおいて視力アップのためにもっとも広く使用されているハーブです。見切れる目になれるかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿