お犬様 in Boulder その③アニマルコントロール

少し落ち着いてくると、何だか無性に腹が立ってきた。
ボールダーでは愛犬家が多く、それはいいことなのだが、放し飼いで散歩させてる人がとても多いのだ。
もちろん、『綱なしOK』の場所も多くある。が、『綱なし不可』の場所でも放し飼いにしてる人がとーーっても多い。ウンチ取らない人もいるし。
で、その犬たちと、飼い主がきちんとトレーニングされてるかどうかは、大いに疑問だ。

今回のように咬まれたのは初めてだが、飛び掛ってこられたり、全速力で走りよってこられたのは数え切れないほどある。

これは、いい気持ちではない。断じて。前々からイヤだなーーと思っていたのだ！！
飼い主にしてみれば、可愛いウチのボーヤは大丈夫、とでも思ってるんだろうが、こっちは他人。犬にとっても“外部の人＝敵”なのだ。

実際、飼い犬にかみ殺される人もいるわけで、飼い主はもっと責任を持って欲しい、というか、大人になって欲しい。
「ウチの犬がちょっとかすり傷を負わせただけなのに、訴えられてお金払った」というケースも知っている。


この話を聞いたときは、飼い主に同情した（彼女はとても責任感のある人、というのは十分承知してたので）が、今では逆。きっとこの咬まれた人は、犬に対して腹に据えかねる事が多くあったんだと思う。

と言うわけで、公共の場所にクレームをつけることにした。
サイトを調べてみたら、"DOG BITE"はすぐ見つかった。
ボールダーカウンティの役所に、アニマルコントロールの部署があった。
「咬まれた被害者と、飼い主は12時間以内にリポートする事。これは法律です」とはっきり明示してあった。

おお、結構メジャーな事件なんスね。

電話を掛けて見ると、やはり放し飼いで散歩させてる事の苦情はかなり多いらしい。それに、放し飼いOKの場所でも、4匹は違反だと言っていた。

飼い主の家に警察官が出かけて行き、どの犬かを確認し、決められた注射をちゃんとしてるかとか、しつけはどうかなどを見て判断し、何らかのペナルティーが科せられるだろう、との事だった。

担当の女性は私の話を、とても良く聞いてくれた。
「自分自身もドッグオーナーで、きちんと責任を持って飼っているつもりです。放し飼いで散歩させたりは絶対しないし。でも、しつけもろくにできてない犬を、綱なしで、禁止区域を散歩させてる人が多いのも事実。こういう無責任な飼い主のために、責任感のある人たちも同じに見られてしまうのは、とても残念な事です。今回、犬に咬まれてしまった事、とても申し訳ないです。」と言っていた。

承知しています。飼い主みんなが無責任ではない、と言う事は。
これからは、自分の身は自分で守る。
出かけるときは“木刀を”忘れずに！


(;_;)お犬様 in Boulderその他のエピソードはこちら。その①犬に咬まれた、その②ンモォ～、その③アニマルコントロール


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