ドジャーズ・スタジアムに野球を見に行った時。
内野の結構いい席の券が4枚、タダで手に入った。
結局誰もつかまらず、二人で見に行った。
残りの2枚、ダフ屋に売っちゃおうかーと、誰か買うやつはいないかと物色していた。
すると、7歳位の子供を連れたヒスパニック系の親子が近づいてきて、お父さんらしき人が「この子に野球を見せてあげたいんだけど、高くてチケットが買えないんだ。申し訳ないけど、そのチケット安く売ってくれたら、とってもありがたいんだけど...」と言ってきた。
クリスチャンで慈悲深いアメリカ人の私の友人男性、「どうせタダで手に入れたものだし、いいよ、お子さんが喜ぶんなら、あげるよ!」
「え、本当にいいの?!どうも、どうもありがとう!!」
「いいよいいよ、じゃ、球場で会おうね!」
果たして私たちの隣に座ったのは、この親子連れではなく、若いカップル。
「あ、やられた」と思う私。
友人「そのチケットどこで手に入れたの?」とびっくりして聞く。
カップル「ヒスパニックの親子」
友人「いくらで?買ったの?」
カップル「一枚70ドル。もちろん払ったよ」
慈悲深い友人はショックを隠せず、でも140ドルで彼らが助かるならいいじゃないかと、一生懸命自分を納得させてる様子。
私はというと「あれって、元締めがある商売じゃないの~?適当に子供連れてきて、子供には10ドルくらいやって、あとは大人がピンハネしてんじゃない?それにしても、彼らもちゃんと人のこと見てるよね。もし私に言って来たら絶対タダであげないもんね」と、冷静に分析した。
この友人、以前はホームレスに「チェンジくれ」と言われるたび、かわいそうだからと、いつも小銭を渡してたんだそうな。もうきりがない程、次から次と人が来た、と言っていた。当然っしょ?
そのお金で食べ物を買うんだと思ってたらしい。
ンな訳ないジャン??
だって、ホームレスには、定期的にちゃんと食事をタダで配ってるんだから、彼らは食べ物にはあまり不自由してないはず。シェルターだって立派なやつがあるし。
それである日、実は彼らはもらったお金で、酒やタバコを買ってるのを知り、それ以来チェンジをあげるのをやめたそうな。
サンタモニカのホームレスは、海の見えるきれいな公園の芝生にのんびりと寝転び、トイレやシャワーは海岸にあるやつをただで使い、ただ飯もあり(結構おいしいらしい)、観光客は気前良く小銭をあげ、一年中暖かく、雨もほとんど降らないから、やめれないかも?
寒い地方はそうはいかない。冬の最中、野宿なんてできないです。
ボールダーには、とてもリッパなシェルターがあるんですけどネ。
人種の坩堝、アメリカには、いろんな人がいます。
飽きないけれど、みなさん気をつけましょう。
その他のエピソード☆#1、#2
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36号の降り口に、去年もたってた女性がいます。
返信削除持っているダンボールのきれっぱしには
「1年お酒を飲んでいません。」って書いてあったけど、
去年も同じ文句を書いた紙を持ってた。
・・・・ってことは、もらったお金で散々お酒を飲んで、
また1年禁酒しなおして出てきたってことっすかね?
なぜ「2年お酒を飲んでいません。」じゃないんだろう。