デンバーにある、ユニークな
ど~もレストラン。
同じ敷地内にあるのが、
日本館Nippon Kanだ。
ここは、東北の農家を再現した建物。
中に入ると、ああ、なつかし~い!子供の頃過ごした、おじいちゃんちの雰囲気。
見覚えのある、色んな物がディスプレイされている。
まず、畳。ちょっと擦り切れてる。
鉄瓶と囲炉裏。座布団。子供の頃掘りごたつに入って、よく靴下を焦がしたっけ.....
掛け軸、鉄鍋、でっかい木のふたが付いた、ご飯を炊く釜、塗りのお椀。
湯たんぽ。寒い夜、ふとんに入れてもらった。
しめ縄と、鎧、なまはげまでいる。
そして圧巻なのは、杯の数々....
実はこの杯は、第2次世界大戦の時、特攻隊に行く人たちが、最後の晩に交わした杯なのだ。
どんな思いを込めて、これでお酒を飲んだのだろう.....
全部で約2000点が展示されている。月平均2500人の訪問者がいるという。
すごく渋い台所もある。
ここは実際に、合気道の内弟子さんたちが使っている。
そして、ば~んと、りっぱな合気道の道場がある。
広さ160畳。
正面に使われた柱は、高さ27メートルの松だったそうだ。枝折れ危険のため、伐採と決まったこの松の木を、日本館が引き取った。
この伐採された松、木は柱や椅子、皮は屋根、小枝は垣根と、全て再利用したそうな。
ああだから、この木のぬくもり。なんとなく、ほっとする。見てるだけで、あったか~い気持ちになるから不思議。コンクリートの建物にはない安堵感がある。
さてこの日本館は、展示だけではない。
合気道、人道支援行動ネットワークHeadquarters of A.H.A.N.-Aikido Humanitarian Active Networkの総本部でもある。
1976年に発足した、米国政府認可の非営利団体である。合気道や社会貢献など、活発な活動をしている。
具体的に言うと、ホームレスに無料で食事を配っていたり、発展途上国への物質の支援、合気道の講習会等々......
短期・長期滞在プログラムもある。
いわゆる内弟子だ。単なる留学のお手伝いではないので注意。
実際、ど~もレストランで働いてる人たちは、お弟子さんが多いと思う。だから、ヘンな気は起こさない方がいい。
ふつ~のレストランとは、一味も二味も違う、ど~もレストラン。もちろん、アメリカ人にもウケがいい。
日本食はSUSHIだけじゃない、一般的な家庭料理を十分に楽しめるところ。もちろん、日本人にとっても満足度全開だ!しかも、“体験”もできる、貴重な場所。
そして気になるお値段は......ビックリするほど安い!
日本酒、お茶の品揃えも豊富。
デンバーにお寄りの際は、ぜひぜひ、行ってみてください!!
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