2007年10月12日金曜日

ハイキングに行こう!マウントサニタス Mt.Sanitas PART Ⅱ


さて、1時間程お昼寝をし、体力もばっちり回復したところで山を下ることにした。
トレイル沿いに15分程歩いたら鉄条網があって行けなかった。
仕方がないのでまた山頂まで戻り、サインの矢印のほうに歩き始めたら木が横たわっててなんかヘン。

どうしようかな~と思ってると、岩の上でお弁当を食べてた人に「そっちじゃないよ!」と言われた。
見ると反対側に降りる人が見えたので、付いて行く事にした。

登りも急だったけど、下りも急な坂道だ。
それでも最初のうちは回りに人がいたし、確かにトレイルがあった。
そのうちトレイルが怪しくなってきた。岩ばかりになって来たのだ。おばあちゃんは降りるのが大変で、一緒に来てる人が助けてあげていた。

もう、しゃがまないと降りれない位急で、大きな岩もあったのだ.......
そのうち、回りに人がいなくなり、私一人になってしまった。
もはや”トレイル”というカンジではなく、石がごろごろしてる水のない沢をまっすぐに降りていた。

ものすごく不安になって来た。
だって道の先は見えないし、石があるところ以外は木がたくさん生えていて歩けるようなとこじゃない。
サインもなかったからここのはずなんだけど、誰もいないし、方向オンチだし.......


それでもう覚悟を決めて、そのうちどっかに着くだろうと、ひたすら石の上を下りていったら、やっと!向こうの方にまともなトレイルが見え、すんなりとそこに出ることができたのだ。
なんだか狐に包まれたような、ヘンな感じ。(-"-)

さて、サインは北と南に別れてる。

南に行く事にした。今度はまっすぐ、視界もばっちりなので迷うことはなかったのだが、20分程行ったらまた、行き止まり。瓦礫が積み上げてあったのだ。
仕方がないので来た道を戻った。向こうから誰か走ってくる。トレイルランナーだ!軽快に、颯爽と走ってる。かっこいい~~

トレーニング中、悪いな~と思いながら話しかけてみた。
なんと日本からの人だったのだ。
あー、やっぱりボールダーは”ランナーの聖地””走ってみたい、憧れの場所”なんだ!

この方は、ボールダーの動物たちPARTⅡでコメントを書いてくれた、明弘サンです。どうもありがとう!!

彼は、日本でトレイルランをしようと思ったら、そこに(高いところに)行くのが大変。でもボールダーはもうすでに高いからいいね!と言っていた。
確かに。なんて恵まれた環境なんだ。
おまけに彼はボールダーに来てから高山病(頭痛や吐き気)に悩まされたとのこと。もう大丈夫、と言っていたけど、それでも走っちゃうなんて凄過ぎ(*_*;

改めてマウントサニタスをガイドブックで見て納得。きついはずだ。
頂上の標高は2091.84m(6863ft)約5㌔(3.1mile)のループで、なんと標高差409.3m(1343f)、しかもほぼまっすぐに上がるのだ。

フォーティーナーForteenerというコトバがある。これは、14000ft(4267m)級の山のことを指す。マウントサニタスは、コロラドにあるフォーティーナートレイルの幾つかより、急勾配なんだそうだ。

(+o+)PARTⅠは、こちらっす。

livey.comnjtpower.com

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