2009年2月3日火曜日

寒稽古その二 我慢


国際松涛館空手連盟デンバー道場の寒稽古は、例年通り月曜日から土曜日まで、6日間。朝6時~7時だ。

またの名を“スピリット・トレーニング-Spirit Training”と言う。
強い精神力を鍛えることが、第一の目的。

そのためには、「途中であきらめない」「我慢する」ことが重要だ。

しかしこの「我慢」という言葉、考え方は、アメリカ人にはあまりないようだ。と言うより、日本独特の考え方らしい。

英語で説明すると、何となくはわかるようだけど、あくまで???が??になった程度だろう。トホホ....


時々道場で、先生が日本語でおっしゃったことを、練習生に英語で説明するのだが、んもう大変。
とても、とても、むずかしい。

「我慢」「スキが出来る」「間を取る」「根性」「血が通った動作」「肉を切らせて骨を断つ」「開き直る」「懐に飛び込む」「中途半端」「5尺6寸、21貫」等々々...

一体どう言えばいいんだ?!

コトバの意味だけ説明したのでは、聞いてる方はちんぷんかんぷんなので、その後ろにある日本の歴史や哲学、文化も含めないといけない。
それに、こちらもアメリカ人の考え方、文化をある程度わかってないと、説明の仕様がない。


ひぇ~~、責任重大だぁ!

ただ、とてもラッキーなのは、自分の父がちょうど矢口先生の年代で、自分自身も「水飲んじゃダメ、根性だ!!」のばりばり体育会系高校時代を過ごしたので、体験的に先生のおっしゃってることが理解できることだ。だから何とか、身振り手振りで説明できてる、と思う。思いたい....

みなさんとても勉強熱心なので、助かりまっす。

押忍。

To be continued....


(^○^)他のエピソードはコチラその一 武道空手考その二 我慢その三 道場の上にも10年その四心技体その五 空手に国境なし



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