2008年7月8日火曜日

蒸気機関車の旅➁ デュランゴDURANGO & シルバートンSILVERTON



思えばまだ赤ちゃんだった頃、家の近くに、汽車(当時はまだ蒸気機関車が現役だった)が通るのを見渡せる場所があって、母に「汽車見に行こうか?」と言われると、ものすごく喜んだそうだ。兄と手をつないで、ハリキッテ行ったらしい。

蒸気機関車にはそんな想い出もあるが、実際に乗るのは今回が初めて。

車掌さんは、アイゼン君という、背の高い男の子。列車が走り出してから、「切符を拝見しま~す」と回ってきた。切符を差し出すと、パチンとはさみを入れてくれた。




さてこの列車、一般座席のコーチCoachと、吹き抜けのゴンドラGondola、ガラス張りの豪華車両がある。
私たちが選んだのは、もちろんゴンドラ。屋根はあるが壁はなく、座席も外に向かって一列のベンチなので、ほとんどの乗客は、外に乗り出して景色を見ている。迫力&眺めのよさは抜群で、旅の情緒もバッチリ!


最初の小1時間は、街の中を走る。
家のすぐそばを、線路が通っている。”ぽお~~~”っと汽笛を上げる度、すすがブワ~~っと来る。洗濯物は絶対に外に干せないだろう。

道行く人が、汽車に向かって手を振ってる。
家の前で、いすに座って新聞を読んでいたおじさんが、顔を上げて、汽車に向かって手を振ってる。
大工のお兄ちゃんたちが、仕事の手を休めて、汽車に向かって手を振ってる。(仕事しろよ!とツッコミを入れる)
車に乗った人たちが、追い越していくときに、汽車に向かって手を振ってる。

とにかくみんな、汽車に向かって手を振ってる!
見事としか言いようのない位、みんなみんな、手を振るのだ!まるでユニバーサル・スタジオのツアーみたいだ。
だから私たちも振り返す。
なんでもないことに、げらげら笑い転げる。
だんだん現実から離れていくような、錯覚すら起きてしまう。

まさに、"A TRIP TO YESTERDAY!"


To be continued....


前後のエピソードはこちら...




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