フロッギン・モリーFLOGGING MOLLYの演奏が始まるや否や、早くもモッシュMOSHが始まった。
モッシュ(モッシュダンス、Moshing)とは、特にヘビメタや、パンクのライブでよく見られるダンス....と言ったら聞こえはいいが、要するに、ものすごく激しい押しくら饅頭だ。お互い、力の限り押し合いへし合いして、その勢いでぐるぐる回る。みんな目がイっちゃってるので、かなり危ない。
以前、ボールダーシアターで、同じバンドのライブに行った時、モッシュを初めて見てびっくりした。
この時は屋内だったし、人数もタカが知れてたが、今回は外で、しかも夏。人数も比べ物にならないくらい多い。ちょっとヤバい。
もし、モッシュが始まったら、巻き込まれないように遠ざかること。覚悟もできてないのに、ただ「おもしろそうだ」という軽い気持ちで参加するのは、身の安全のため、やめた方がいい。日本のライブハウスでは、モッシュ禁止の所も多いと聞く。
さてこのモッシュ、左側ほんの2mの所で始まってしまった。
こっちは不安定な椅子の上に立ってるし、降りてしまったらな~~んにも見えないし(+o+)。右手を高く上げて「イェ~イ!」とやりながら、左手は、もし誰か倒れてくるようなら押し返せるよう、構えていた。
モッシュしてたふたりが輪からはずれて、ちょっとけんかになった。すぐとなりで、よりによって、でかいやつらが。
こっちに突き飛ばされて来るたびに、思いっきり押し戻す。遠慮なんかしない。どっちにしろ、押されてるほうも気にしてないのだ。回りで見てた人たちも応戦してくれたので、助かった。後ろにいたお兄ちゃんは、私が立ってる椅子を、しっかりと支えてくれていた。ありがとね....(^○^)
モッシュが一段落したと思ったら、今度は右側で、クラウドサーフィンCrowd Surfingが始まった。
ひとりがみんなの手の上に横になり(胴上げの様な格好ですな)、どんどんと運ばれていくことだ。
女の子の場合は、ほいほいと進んでいくので、見てておもしろそうだった。
オトコの場合は、心なしかみんなの扱いが、かなり荒かったように見えた。舞台の前まで行って、落とされてるのも見えたし.....
コンサートは、ノリノリのうちに進んでいく。
ビーチボールが頭にぶつかる。
水を、シャワーのようにスプレーで撒き散らしてる。気持ちよくて助かった!
赤毛の男の子が、緑と白のしましまのジャージを振り回している。
舞台の上では、お決まりのギネスビール.....GUINNESS BEER..アイルランドの代表的なビールで、アルコール度数8%と、かなり高い。しかし、低カロリー(1パイント198カロリー)の上に、心臓の健康に有益であるかもしれないのだ!何でも、ギネスの中に存在する抗酸化物質の化合物が、動脈壁に有害コレステロールの蓄積する速度を下げるらしいのだ!
ああ.....ビール万歳。
1時間半の演奏は、はちゃめちゃなのりのうちに、終了した。
To be continued....
前後のリポートはこちら.......
①、②、③、④、⑤、⑥
***さぷり一口メモ***
ギネスもいいけど、アンチオキシダントANTI-OXIDANTSのクイーンはコレ。エリクサーELIXIR!
0 件のコメント:
コメントを投稿